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なぎのて

産後うつは決して珍しくない!

2023.10.25 16:30

こんにちは。ご無沙汰しておりました。

10月上旬に娘が足を怪我して、保育園に登園できない日がちょくちょくあり、

スケジュールがバタバタしておりました。

今はすっかり元気になっております!


さて、本日は産後の心と体のお話を!


出産は女性の身体に大きなダメージを与えるのは想像つくと思います。

身体のイメージはあると思うのですが、心の方はどのようになるかが

認識に差があると感じました。

なので、一人でも「知らなかった人」の目に届くといいなぁと思い、

書かせていただきます。



産後女性の約30%は、 涙もろさや不安定な気分、抑うつ、イライラ

などを 経験しますが、多くの 場合2週間程度で自然に軽快します。

これは「マタニティブルーズ」と言われる状態です。


これらの症状が、2週間以上続くと

「 産後うつ」と呼びます。


【産後うつの症状】

抑うつ、気分の落ち込み、不安感、 情緒不安定、意欲低下、集中力低下 

ひどい場合は、 自責、罪悪感、 自殺念慮、希死念慮   など



出産後のママの 10~15%が産後うつを経験するといわれています。

10~15%という数字は、 決して珍しくないことを示しています。

 早期に発見・対応しないと、 悪化する可能性が高く、 母子双方に深刻な影響を

及ぼすことがあります。


そもそも出産による体のダメージはご存じでしょうか?

出産は

●長時間陣痛に耐えるので、フルマラソンを走るくらい体力を消耗します。

●その後、大量出血します。

●さらに、自然分娩では会陰切開、または帝王切開にて傷ができます。


こんな状態になるのに、


●疲労を回復する間もなく育児が始まり、

●出産後は女性ホルモンが0の状態になり、

●昼夜問わず授乳をするため睡眠不足、

●母乳はママの血液からできているので、貧血になりやすく、

●長時間抱っこして、

●母になるプレッシャーがかかる


いかがでしょうか?

この状態が普通の生活で起きたら精神面まで影響が出るものわかりますよね!


なので、産後うつの予防、またはなった時の対応としては

とにかく休息!

そして十分な栄養摂取、体を温めること


ただ、当然産後は何もできない小さな生き物が一人追加されるため、

周囲の方が協力しないと、これらはできませんよね。


なので、現在妊娠中の方は産後に自分の身体を休ませられるために

頼る人、媒体を予め探しておくことをお勧めします!

有料の場合は事前にお金の使い方も考えておいた方がいいですよ。


また、妊娠~出産~育児でずーっと身体が緊張しているので、

筋肉をほぐすことで心がほっとすることもあるので、

そういうときこそ、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師の出番だと思っています。


産後の不調でお悩みの方は

相談だけでも大丈夫なので、お気軽にご連絡くださいね!