忘れたりやらなかったりする程度の演習。
意識の高さ、という点で、いま
塾トップに君臨するのは、
弘学館高2、
弘学館中1、小6の
3名が筆頭に上がります。
量をやるとかいう問題ではなく、
断トツに、理解してやる、ということが
確立していて無駄がないのです。
それ以外にも好成績を残す子は
いくらでもいますが、いま私が
別格だと思っているのはこの辺の
子たちです。
全て小5以下からの入塾生です。
学校の勉強が忙しいとか、
全く言い訳しませんし、
理解できなければ何時間でも
時間をかけますし、
力の入れどころ、緩急を知り、
自分との付き合い方が
よく分かっているのです。
やらないときは全然やらないと
親御さんから不満が出ることも
ある子もいましたが、笑
やる時は本当に根詰めてやってました。
ちなみに中学生高校生は、
小学生時から小テストに一切
手抜きがあったことはありません。
総合テストの点数が悪ければ帰ってから
泣く子もいたそうです。
それくらい、自分がやってきたことに
誇りを持って、研究をしてきたのです。
毎日、学校や塾の授業があった後、
不理解なものがないか、
覚え直しておくべきことは何か、
早めの復習が大切であることを
早くから心得ていて、
毎日勉強と向き合っています。
そういう子たちが、課題をやってない、
忘れていた、という記憶は一ミリもありません。
なぜなら、課題は提出するためではなく、
自分の理解を完全にするための
テーマであると考えていたからです。
課題は、きちんと全部やったのか?
という聞き方は間違ってます。
何をやり直しておくべきなのか?
何を覚え直したらいいのか?
そのために、どれくらい、あるいは
どのタイミングで時間を割くべきか?
1回目の演習で、それが計画され、
2回目以降をどう組み立てるかを考える。
その組み立てこそが学力の一端をなします。
作戦を立て、実行し、確証に至る。
ここまでいって、1週間の学習は
完成してゆきます。
基本的に、今の小学生には
その辺のところを何度も繰り返し伝え、
結果を出してもらい、価値ある行動様式を
生活の一部にいかに組み込めるか?を
考えて声かけを続けてます。
能力は高いのに、なんとなく
後回しにする子が多いので、
年末にかけてなんらかの
キャンペーンを仕掛けて、
めっちゃ勉強させてみようと
考えてます。
基本的に小学生は暇ですからね。
勉強は、やる気があるからやるのでなく、
やってみて、突き詰めてみてから
やる気が生じるものです。
目的意識が弱い小学生相手には
いつも気を揉みますが、
特に小5、11月期の総合テストは
かなり大々的に、頑張ってもらう予定で、
私自身も作戦を練っているところです。