大濠の過去問演習2。
2018.09.15 15:59
本日は難関受験対策として、大濠の算数のH29年を
解いていきました。
大濠の問題は本当によく出来ていまして、
最終問題は私もすっかり見落としてしまって
満点を逃してしまっていました。
安易に考えると、見落としも出てきます。
根本的に必要な小問の解答能力も上がってきていると同時に、
「これ、予習シリーズにあったやつの応用ですよね。」
と、大問の根底にある基本をしっかりと生徒は
見抜いていたように思いました。
ただ、蓋を開けてみると、点数に換算したら
半分にもまた達していません。
このレベルならば3桁台をとっても
おかしくない知識を持っていますが、
まだ時間内に全てを正確に思考し切るだけの
場数を踏みきれていないというのも一つです。
解答を見てみると、解答の方針はあっていますが、
途中の計算が少しずつズレるなどのミスが起きており、
それが連続的なミスを招き、
得点力としてはやや欠ける結果となっています。
大濠の算数は、予習シリーズの5年上までの知識で
3桁以上を突破できます。思考過程に必要な基本知識は
すでに習得していると言えます。
比の問題などはほとんどありませんし、
根本的にめちゃくちゃ難しい問題もありません。
思考手順をしっかりと明確にし、立式し、
最後まで正しく思考を続けるという粘り強くも
正確な思考が求められています。
本日も良問に触れ、解説を踏まえたときなおしの時間を経て、
「なるほどなぁ・・・確かに・・・」と納得を重ねながら
また一段上を目指さなければならない、
そういう意識を持てた日になったのではないでしょうか。