【ゼロプラス】心の定食屋になりたい
ゼロプラス、9/15@マス駅伝。
出させていただきました。楽しかったです。
よしひさ君は、約3か月強ぶりのドラムセットと、だいたいいつものタンクトップだ。
セットリスト
M1.抱きしめてもいいかな
M2. Mr.Avarageman
M3.はみがきの唄
-MC-
M4.75
M5.新曲(タイトル未定)
前日…というか当日の明け方の5時くらいまで、ふたりでミーティングをした。
レコーディングの在り方、今後の僕らの在り方、2年目を迎えた現在できること、やりたいこと。途中からYouTubeでトリビアの泉を見てしまったけど、それはまぁしょうがない。
ライブは、他の対バンの皆様もとても良くて、とりわけ『AAD』さんがとても良かった。音楽に対する想いそのものが思い切り濃縮されて、久々に心を揺さぶられる思いがした。熱を帯びていた。グルーブとかそういう生易しいもんじゃなくて、『熱』。
とにかくずっと僕らが推している爆粋未成年もそうだったし、僕ら自身も最近そういう素敵なバンドたちにインスパイアされて、『熱』を帯びつつあるという自覚がある。
汗をかいて、喜怒哀楽を存分に開放して、一瞬の非日常にみんなでほんの少しでも寄り添いあって没入していく事が、音楽がより楽しくなるポイントの一つなんだろうと思う。それは例えば汗をかくような曲じゃなくても、スリーフィンガーのバラードでも、空間系エフェクトのシティポップでも、全部一緒。とにかく、熱。熱を持つことと熱を直接的に表現することはまた違いますからね。それがニアリーイコールで心に繋がっていくと思うんですね。
音楽をやってる人間がお客さんに提供するものを想像するとき、この関係をレストランに例えるとしますと、まさしく『お皿に盛りつけられた料理』です。
その時、お皿は楽曲、料理は演者の気持ち、盛り付けはアレンジやその日その日のコンディショニングでの微調整ということになるんじゃないでしょうか。つまり何が欠けても成立しない。楽曲にこだわって色んな趣向を凝らした挙句、肝心の食わんとする部分、何にも載ってないよ?なんて事になってしまってもしょうがない。逆も然り。折角ウマい飯出してんだから、皿洗えよ!みたいな事があってもしょうがない。
そんな中で、僕たちは定食屋みたいなバンドであれたらいいと思う。
僕たちの店の皿は白い何の変哲もないものかもしれないけど、その味と店の雰囲気と装飾とを最大限に喜んで貰えるように心がけていきたい。やがて更にやれることが増えて、今まではカツカレーとオムライスと鮭定食だったものが、バンドとしてウナギの蒲焼や上まぐろ丼が出せる様なスペックになれば、自ずと重箱やお洒落な小鉢を揃えたりする事だろう。
変わらない味と、もっと新メニューへの挑戦、お客さんと自分たちの満足に向けて、3星レストランじゃないかもしれないけど、ポリシー持っていきますよ。
みなさんのおかげで2年目を迎えましたゼロプラス。
もっともっと頑張ります。