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ポアントフィッティング

2015.04.30 13:33

先週、生徒5名を伴って

バレエスタジオルミエール さんへ

ポアントフィッティングへ行って来ました。


ベテランのフィッターさんによるフィッティングは

まるでポアントレッスンのよう。

立ち方の癖を直しながらシューズを選びます。

シューズを換えただけで脚のラインが綺麗になり

甲が出てくるのを見て

あらためて驚きます。


ひとりひとり足の強さや個性に合わせた

正しいポアントシューズ選びをしないと

努力しても正しく立つことができません。

もしシューズが原因で間違った立ち方になっている場合は

どんなに生徒が頑張っても直せないので

同じ注意が繰り返されることになり

教師も生徒も精神的にすり減ってしまいますよね。


弱い脚を助けてくれるシューズは硬く感じたり

引き上げを助けてくれるシューズで立つのは

慣れるまで怖く感じたりするために


本人が選ぶ「履き心地の良いシューズ」が

今のその子にとって良いシューズとは限りません。

考えてみれば

重心が下がりシューズに「乗っかって」踊っていても  

シューズの中で足指が使えていなくて

固まっていたとしても


本人にとっては 

「それが普通のこと」 


今まで疑うことなく

そうして過ごしてきたわけですから

自分で判断できるものではないのです。


でもそのまま良くないシューズの選び方で

足の使い方でレッスンを続けたら

足の故障や変形などに繋がってしまいます。


だからこそ専門家に見てもらう必要があります。