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医療大麻の消費量とCBDなワケ!?

2018.07.18 12:00

医療用大麻不足のドイツ、来年解禁のカナダに依存!などといった記事もあるほど、世界では消費量問題なども出ていて第二段階へと進んでいる様子。取り残された日本の今後の対応と、CBDについて正確な情報を知って欲しいと思いまとめます。

医療用大麻不足のドイツ 来年解禁のカナダに依存

もともと食品や日用品において自然派志向の強いドイツでは、医療用大麻と社会の親和性が高く、おおむね歓迎されたようだ。

健康保険も適用される。しかしその結果、医療用大麻使用患者数が急増し、施行後数ヶ月の7月17日には早くも全国の薬局でほぼ在庫切れの状態になってしまったと専門誌が報じている。

ドイツで販売されている大麻の多くはカナダで生産されている品種だ。

カナダからの供給が待たれるが、長引く輸出入の諸手続きのために供給再開は早くとも9月末と見込まれる。

アメリカで世論を変えたのは子供の命

2013年のCNNドキュメンタリー、「ウィード(マリファナ)」で紹介された、ドラベ症候群という難治性てんかんに苦しむシャーロットという幼児のエピソードだと言われている。

抽出した油分を与えた結果、週300回も起きていた発作が週1回までおさまり、その後シャーロットは順調に成長を続けているという。

自宅栽培などに伴う新たな苦情などの案件が増えることは予想されるものの、警察の仕事量自体は合法化により軽減されると見込まれる。

これまでのように所持を取り締まらなくて済むようになるからだ。


犯罪履歴抹消?!

禁止が間違っていたと認めるならば、警察に逮捕された人々の行為を犯罪とするのも間違いだったと認めるべきである」と、トロント大学の社会学者アクワスィ・オウース・ベンパ教授は言う。

違法時代に大麻所持で逮捕された人たちの前科を取り消すなどの必要性を指摘している。

全米のマリファナに対する世論と合法化の動きは、過去数年で大きな変化を見せた。

昨秋の時点では、57%の成人アメリカ人がマリファナを合法にすべきという意見を持ち、反対意見を持つのはわずか37%だった。

アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコの地方検事局は、マリファナの合法化の動きを受けて、それに関係する犯罪歴を消去すると発表しました。

その決断の裏には、人種差別も影響していました。