劇団西一風

『話の時間』

脚本・演出：田中次郎

ヨウコは待っていた。教師である夫、カズオと、その弟のヒデオを。大事な話の為である。そこへカズオの学校の教育実習生タグチがやって来る。タグチもまた、大事な話を抱えていた。やがてカズオやヒデオ、さらに２人の母トキコまでも加わり、様々な「話」が飛び交う。まだ、ヨウコの大事な話は話せずにいる。

プロフィール

劇団西一風は立命館大学を拠点に活動を行う演劇サークルです。「内的爆発」、「身体的速度」、「独創性」をモットーに、京都で独自の表現方法を模索し続けてきました。劇団名の由来は『関西を吹き抜ける一陣の風』。