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プリンス＆ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のエクスパンド・リイシューが遂に本日発売！

2023.10.27 06:14

プリンス＆ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のエクスパンド・リイシューが遂に本日発売！国内盤はスーパー・デラックス・エディション（7CD+Blu-ray／輸入盤国内仕様）とデラックス・エディション（2CD）が発売！共に完全生産限定！ 


アルバム制作の裏側を語るポッドキャスト新シリーズ「The Story Of Diamonds And Pearls」の第3弾エピソードも配信中！




 『ダイアモンズ・アンド・パールズ』は、プリンスの13作目となるオリジナル・アルバムであり、新しいバックバンド、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションを起用した最初の作品である。 「ゲット・オフ」、「クリーム」、そして珠玉のタイトル・トラック「ダイアモンズ・アンド・パールズ」を含む6曲の世界的大ヒット・シングルを収録したこのアルバムは、米国と英国でマルチ・プラチナ・ディスクを獲得しベストセラーとなり、世界的大ヒットを記録した。


今回のリイシュー盤は以下のフォーマットで発売される：
- スーパー・デラックス・エディション（7CD＋Blu-ray／12LP＋Blu-ray／オーディオのみのダウンロードとストリーミング）
- デラックス・エディション（2CD / 4LP 180gアナログ盤）
- リマスター・アルバム（1CD / 2LP 180g クリア"Diamond “アナログ盤 / オーディオマニア向けBlu-ray（Dolby ATMOSとHDステレオ）/ダウンロードと配信）

『1999：スーパー・デラックス・エディション』（2019年）、『サイン・オブ・ザ・タイムス：スーパー・デラックス・エディション』（2020年）の成功に続き、『ダイアモンズ・アンド・パールズ：スーパー・デラックス・エディション』はプリンスの伝説的ヴォルト（保管庫）を深く掘り下げる第3弾リリースとなる。CD7枚組と180gアナログ盤12枚組で計75曲が収録されている。


このボックスセットには、アルバムの新リマスター・バージョンに加え、 「ゲット・オフ」の実に10分近くある未発表ミックス「ゲット・オフ（ダム・ニア・１０ミニッツ）」を含む、当時の至高のリミックスとB面曲15曲が収録されている。さらに、スーパー・デラックス・エディションにはアルバム曲の別ヴァージョンからプリンスが他のアーティストに提供したナンバーや1990年のツアー中にレコーディングされた曲（東京でレコーディングされた曲もあり）に至るまで、プリンスの輝かしい功績の保管庫から未発表の珠玉のスタジオ音源33曲が収録される。


プリンス＆NPGは1992年1月11日にプリンスのミネアポリスのクラブ、グラム・スラムでDiamonds And Pearlsツアーのプレビューを行った。直前に決まったにも関わらず完売となり、圧巻のパフォーマンスは、来たる時代を象徴する純粋な喜びと無限の可能性を体現している。ここに収められている未発表ライヴ音源は、24トラックのマスターからミックスされたもので、7CDと12LPセットに渡るオーディオ・コンテンツの最後を飾る。


同じ未発表コンサートは、スーパー・デラックス・エディションに付属するBlu-rayディスクにも美しいハイヴィジョンで、ステレオ、5.1 Dolby True HD、Dolby ATMOSの各オーディオ・フォーマットで収録されている。Blu-rayには、1991年7月にミネアポリスのメトロドームで行われたスペシャル・オリンピックスでのプリンス＆ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションのパフォーマンス（こちらもステレオ、5,1ch、Dolby ATMOS）と未公開サウンドチェック映像も収録されている。また、Blu-rayには、1993年にVHSとレーザーディスクで発売され、長らく絶版となっていた『ダイアモンズ・アンド・パールズ・ビデオ・コレクション』も収められている。


スーパー・デラックス・エディション・ボックスセットに付属する120ページのハードカバー・ブックレットには、ランディ・セント・ニコラスによる未公開写真、プリンスの手書きの歌詞に加え、執筆家で放送作家のアンドレア・スウェンソン、プリンス遺産管理団体のアーキビスト（公文書館専門職員）で上級研究員のドゥエイン・トゥダール、イギリスの音楽評論家でプリンスの専門家であるジェイソン・ドレイパー、ブルックリンにあるニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングのアンジェラ・L・ダフ教授、SNSタレントのカニサ・ウィリアムズらによるエッセイとパブリック・エネミーの創始者チャックDによる序文が掲載されている。


『ダイアモンズ・アンド・パールズ：スーパー・デラックス・エディション』は、1990年代に入り作曲とレコーディングを急ピッチで進め、同年4月に東京でDiamonds And Pearlsツアーを開始した頃には次のアルバムが完成していたという、この真に比類なきミュージシャン、ソングライター、プロデューサー、パフォーマーの多作ぶりを拡大鏡で見ているようだ。


【リリース情報】

＜国内盤＞


＜輸入盤＞


＜デジタル配信＞

ダウンロード／ストリーミング


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Prince / プリンス | Warner Music Japan


【背景】

それまでのプリンスのアルバムとは異なり、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』の大半は、彼がツイン・シティを中心に集めたグループ、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションと共にレコーディングされた。彼らは文化的背景や地元での経験を共有し、プリンスが過去に影響を受けたものを現在につなげ、ヒップホップ、ダンス、ゴスペル、ポップを融合させた新しい高揚感を生み出し、世界中のチャートのトップを飾る手助けをした。


ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションは、プリンスが心から信頼していたバンドであり、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のジャケットで彼らに共同クレジットを与えるほどだった。彼が過去にそんなことをしたのはザ・レボリューションだけである。グループは、ソニー・トンプソン（ヴォーカル＆ベース）、デイモン・ディクソン（ヴォーカル＆パーカッション）、ロージー・ゲインズ（ヴォーカル＆キーボード）、マイケル・ブランド（ドラムス）、カーク・ジョンソン（ヴォーカル＆パーカッション）、トニーM（ヴォーカル）、リーヴァイ・シーサー・ジュニア（ベース、ギター＆ヴォーカル）、トミー・バーバレラ（キーボード）で構成されていた。　　


『ダイアモンズ・アンド・パールズ』は1991年10月1日に世界に向けて発表され、瞬く間に商業的にも文化的にも大きな衝撃を与え、サントラを除き、プリンスのキャリアで最も売れたアルバムとなった。過去30年に亘り、その大成功の理由は広く議論されてきた。その中でも特に取り上げられたのが、プリンスがようやく大型テレビ出演を承諾したことと、ヨーロッパ、日本、そして初のオーストラリアを含む大規模なツアーを行なったことである。アルバムはまた、幅広いリスナーに受け入れられる多彩なサウンドを提供した。『ダイアモンズ・アンド・パールズ』には、誰もが楽しめる何かがあったのだ。


フル・アルバムに先立ち、公式ポッドキャスト・シリーズ『The Story of Diamonds And Pearls』の最新エピソード（Episode 3）が昨日公開された。ミネアポリス出身で、執筆家で放送作家のアンドレア・スウェンソンが製作兼司会を務める『The Story of Diamonds And Pearls』は、当時のニュー・パワー・ジェネレーションのメンバー全員が思い出や見解を語り、アルバム制作までの過程や、作品がプリンスの功績に与えた影響について考察する内容になっている。


▼『The Story of Diamonds And Pearls』 Episode 3のストリーミングはこちら

‎Prince | Official Podcast: The Story of Diamonds And Pearls



公式ポッドキャスト『The Story of Diamonds And Pearls』の予告編はこちらから


『ダイアモンズ・アンド・パールズ：スーパー・デラックス・エディション』の全編リリースに先駆けて、先行トラック「ダークサイド」、「ダディ・ポップ（１２インチ・ヴァージョン）」、「ゲット・ブルー」、「リヴ・フォー・ラヴ（アーリー・ヴァージョン）」、「クリーム（テイク２）」が先行リリースされている。また、今回の再発盤のリリース発表に伴い今年の8月に先行配信された「アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラス」はニューヨーク・タイムズ紙に「これだけで官能的なストーリーが語れるグルーヴ」と絶賛された。一方、「インセイシャブル（アーリー・ミックス／フル・ヴァージョン）」は、プリンスの音源貯蔵庫に眠っていた8分02秒に及ぶこの曲の原型がわかる未発表デモであり、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』に収められる前に削除された歌詞や楽器が収録されている。