距離が近くても“That”を使う事がある
おはようございます、Jayです。
突然ですが、あなたは“this”と“that”の違いをご存知ですか?
おそらく“this”は「これ」で“that”は「優勝」…じゃなくてw「あれ」とお答えになると思います。
基本的には触れる距離にある近いものには“this”でそれより遠いものには“that”で正解です。
ただし時には手を伸ばせば届く近さのものに対して“that”を使う事があります。
「近くても心理的距離を離した時は“that”を使う」
私に実際に起きた例をご紹介します。
“とあるものを別の何かに見間違えた”という結局は私の勘違いだったのですが、皆さんに同じような勘違いを与えたくないので詳しくは伏せさていただきます。
朝食を作るために寝ぼけ眼でキッチンに近づいて行った時です。
床にとあるものを発見し、確認するために顔を20~30cmの距離に近づけたでしょうか。
“これは気持ち悪いやつだ”と認識した私は思わず“That is so gross.”(気持ち悪っ)と呟きました。
↑これがきっかけでこの記事を書く事にしました(笑)
このように物理的な距離は“this”でも気持ち悪いなど心理的に距離を取りたい場合は“that”を用います。
もっと言うと、手に持っている物に対しても“that”を使う事もあるでしょう。
私の日本語は平均的な日本人と“勝らぬともそこまで劣らない”ほどと自負しておりますが、咄嗟に出るのは英語です。
せっかくなのでもう少しこの(this)“That is so gross.”を見て私の心理的状況を紐解いてみます。
“that's”と略さずに“that is”とちゃんと言っているのは丁寧に言おうとしているわけではなく、“よりそう思っている”というのが表れている証拠ですね。
“so”も同じように、“very”を使ってもおかしくない場面ですが主観的な出来事でより強調したい気持ちの表れで“so”となりました。
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Have a wonderful morning