インド・コルカタ巡礼の旅④
旅の中盤で、同室メンバーが体調を崩しまして…高熱と喉の痛み…流れ的に看病をする役割を担いました。
結果、2日ほどでほぼ全快して、私にも移ることなく、みんな一安心。
ところが、最終日の前日あたりに、油断したのか(或いはコロナだったのかも…と後から思いました…遅いケド)、私の体調と腰に変化が!
思い当たる節としては、ずっとベジで小食を心がけていて体調が良かったところに、ランチでお魚料理が出たことです。
ベンガル地方では、金曜日に魚を食べる習慣がある人達が一定数いるようで、この日はある裕福なおうち(連れて行って下さったマハーラージの熱心な心棒者)に招待されて、ケータリングの大変豪華なランチを頂きました。
それまでは僧院の慎ましいご飯で、それで十分だったところに、大変なおもてなしメニューでメインがエビと白身魚のフライ🦐🐟
あちらの気持ちを思うと、それまでのように「いりません」「少しだけ」とは言えず😱
というか、言ったけど、「またまたあ~」みたいに笑ってどんどんお皿に入れられる…
むずかしー!
それに加えて、インドのトイレ事情。
大抵のところでは何とか済ませてきましたが、最終盤になって、さすがにここに座るのは みたいなところがありまして。
でも背に腹は代えられずでそこを利用した瞬間、腰に違和感が・・・🥶🥶
「グキッ」みたいな感覚ではなかったんで、何とかいけるだろう、と思ってたんですが、時間が経つごとに、この感じは覚えがあるぞ、と。
とりあえず、早めに旅の仲間にカミングアウト(!)したことで、湿布やら痛み止めやら体操やら…皆さんのお気遣いが本当に有難かったです。
こちらも無理せず、最後の晩餐をスキップしたり、荷物を持ってくれるという皆さんにがっつり甘えて、何とか帰国にこぎつけました。特に空港や乗り換え時は、私は、お土産に買ったクリシュナの小さなお人形を抱っこするだけで、あとの機内持ち込みの荷物(結構重い!)は全部仲間が持ってくれました。
本当に感謝しかない。皆さんありがとうございました。
↑ベルル・マトの売店で購入したクリシュナ・ドール。帰国中持ってたのはこれだけ。機内では手すりと壁の間にいてもらいました😁
順番がバラバラになってしまいましたが、聖地巡りは他にも沢山行きまして、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダジの生誕地や、「ラーマクリシュナの福音」を書いたMさんこと、マヘンドラナート・グプタ氏の家も見ました。
Mさんの家には、ラーマクリシュナが身につけていたという上着やショール、スリッパなどが飾られていて、神の生まれ変わりと言われたラーマクリシュナが、本当にこの世に生きていたのだとリアルに感じられました。写真もあるし、勿論実在した人物ということは頭では分かっているんですが・・・「神話の中の人物」ではないんだなあ、と改めて思った次第。
↑M家に飾られていたラーマクリシュナ、サーラダー・デーヴィー、ヴィヴェーカーナンダの肖像画。こんな風に1枚の中に納まっているのは珍しい。んで、顔だちも写真と微妙に違う…でもすごく引き付けられました!