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河口湖日帰り強化合宿の詳細(その2)

2018.09.18 00:06

2018年9月16日、僕たちが河口湖を走り切り、反省会・バス飲み・2次会(文文飯店)と過ごしているうちに地球は自転を続け、知らぬ間にいろいろなことがありました。キプチョゲ選手(ケニア)がベルリン・マラソンで2時間1分39秒の世界記録を出し、安室奈美恵さんが25年間の活動から引退し、女優・樹木希林さんが旅立ちました。樹木希林さんの報道に触れて思うのは、小林秀雄の『無常ということ』。


「生きている人間などというものは、どうも仕方のない代物だな。何を考えているのやら、何を言い出すのやら、仕出来すのやら、自分の事にせよ他人事にせよ、解った例があったのか。鑑賞にも観察にも堪えない。其処に行くと死んでしまった人間というものは大したものだ。何故、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。まさに人間の形をしているよ。してみると、生きている人間とは、人間になりつつある一種の動物かな。」


樹木希林さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


不謹慎と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、さまざまな報道に触れて僕的に解釈した樹木希林さんの思想を受け継ぐならば、あえて河口湖日帰り強化合宿の詳細(その2)を続けさせていただきたいと存じます。


Aチームの面々からご紹介しましょう。

どんだけガチ度が高いかと問われれば、河口湖大橋の上を走るこの写真を見ていだければ一目瞭然。

引っ張っていたのは、この写真を撮ったM-shitaさん(写真手前のサンバイザーが目印)です。僕もですね、最初は着いていったんですよ、言い訳するわけじゃないですけど。でも、西湖から河口湖へ向かうところから早くもどんどん離され、道の駅かつやまでAチームは待ってくれてましたが、M-shitaさんに「フル3時間30分ペースできてます、5キロごとに休憩しますから。」というサブスリーランナーの余裕をまとった説明の前に、8月の月間走行距離わずか129キロの僕は、これはついていったらちょっと厳しいのではと感じていました。


その後、Aチームのペースは崩れない一方で、僕のペースはどんどん落ちて、差がだんだん広がっていきました。もはや、これまで。江戸時代の矜持を保ったサムライならここで切腹とあいなるところですが、時代は移り変わり、封建主義も崩れ去って、多様性を認める世界になった(う~む、なったかなあ、スポーツ協会?)ので、速いかたはより速く、そうでない方はそれなりに。昨日のスポーツ報知朝刊によれば、富士フィルムの名作CM「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに」っていうコピーは、樹木希林さんが現場で考え直したとのこと。彼女の生き方・言動は、伝説以外のなにものでもないですね。


それでもなんとかAチームが視界にキープできていたんですが、河口湖大橋の手前でAチームが直進。ええぇ~、予定では河口湖大橋の下をくぐって、周回するんじゃなかったの?まあいいや、これで自分のペースで周回できるということで、いわゆる「すっぱいぶどう理論」。橋の下をくぐり、UTMFのゴールの横を通り過ぎました。よく見ると、少しだけ富士山頂が見えてます。

スタートから10キロ地点でローソンがあったので、ここで給水し、ふたたび走り始めると、Aチームにいたはずの新人I田さんが後ろから合流。さらに、大石公園から反対向きにジョグしてきたA木さん、midoさん、I西さん、K川(父)さん、F原さんにも遭遇。I田さんの話では、Aチームはあのあと大橋を渡って行ったが、自分は河口湖一周しようと別行動にしたとのこと。二人で走り始めるものの、そのI田さん、徹夜明けなのに体がよく動いていてます。ふたたび「速いかたはより速く、そうでない人はそれなりに」。I田さんには先に行ってもらい、僕は再びマイペースで大石公園を目指しました。


う~む、なんかですね、またしても文章がだんだん無駄に長くなってきましたかね^^;そして、今日も今から要出勤。この調子だと、いつになったらゴールにたどり着けるのかとてつもなく怪しくなってきましたので、いったん今日はここで筆を置かせていただきます。


<ここまでの経過>

[Aチーム] 河口湖大橋を渡り、北岸軽快走行中

[A’チーム] 東岸をぐるっと周り、河口湖大橋の北側へ走行中

[Bチーム] 河口湖大橋走行中

[大石公園からかつまた行きのCチーム] 河口湖大橋を逆向きに走行中

[大石公園からかつまた行きのC'チーム] 大石公園から河口湖大橋を渡らずぐるっと東岸散策

 ~すみません、写真撮り忘れました。来年は撮り忘れないようにしなきゃ!~

[横綱チーム] え~と、この頃はどの辺りを走られていたのでしょうか?

[JUNJUNさん] BIKE!

[単独行動のM-shimaさん] 全く不明!