ゆる体操歴25年!ゆる体操のパイオニアとして(1)。
ゆる体操を学び始めてから、今年2023年で25年を迎えました。
え、そんな昔からあった体操なの?
きっと驚かれたことでしょう。
おそらく誰も知らないであろう時期から、私はゆる体操を学んできました。
少なくとも鹿児島県、宮崎県で私以上に初期の頃からゆる体操に触れてきた人間はいないはずです。
そいういう意味では、ゆる体操のパイオニアと言っていいでしょう。
皆様は、才能の正体って何なのかご存知ですか?
答えは、「身体意識」というものです。
わかりやすく説明すると、身体を高度且つ精密にコントロールするために、身体に備わった意識、とここでは思っていてください。
その身体意識が極まった状態を「極意」、極意に達した状態を「達人」と言い表します。
ちなみに、達人の別名が「天才」です。
つまり極意を身につけられれば、人は後天的に天才になれるというわけです。
しかし、その極意を身につけるためには、その大前提として、身体がゆるゆるにゆるんでいる必要があります。
どのくらいゆるむのかというと、理想は赤ちゃんくらいでしょうか(笑)。
普通なら土台無理な話です。
そこで、それを可能とするために開発されたのが、「ゆる体操」でした。
私は当時武術を学んでいました。
空手、古武術と修行しましたが、中々上達せず、才能の壁に押しつぶされてもがいていました。
更に、身体が非常に弱く、常に不定愁訴に悩まされていたので、身体そのものをどうにかしたいとも考えていました。
この二つの難問を同時に解決してくれそうだったのが、極意とゆる体操だったのです。
イメージとしては、身体を一度ゆるゆるにリセットし、才能溢れる身体に再構築する、そんな感覚を抱いていました。
私は、この理論に賭け、25年前の1998年、現在の運動科学総合研究所が主催する、「極意を教える」(大阪開催)のセミナーに参加したのです。
この日をゆる体操歴のスタートとすることにしています。