Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

恐る恐るドアを開けてみよう、Tan Boon Liat Buildingの家具店。

2018.09.19 05:50


新居のリビング、南向きで日当たりが良いので日没近くまで明るいのが気に入っているのですが


夜になると、天井のライトだけでは薄暗く、少し淋しい灯りに感じるので、部屋の角にスタンドライトを置きたくて


家具屋巡りをしています。



ネットで情報を漁っていたら、こんな素敵な家具屋が入っているビルがあるようなので、平日の日中、息子のお迎えまで2時間くらい時間が空いた時に、一人で行ってみました。


アウトラムパーク周辺にある、Tan Boon Liat Building。




素敵な隠れ家的な家具店がポツポツと入っている、古いけどお洒落なビル…みたいなものを勝手に想像して行ったのですが


けっこうビビるくらい本気で古くて謎なビルでした。




この古いビルの全てが店舗なわけではなく、ところどころが店舗らしく


外から見て看板があるところが、そのようで



どこから上がるのかも謎なビル。


エレベーターを使おうと思ったら、ドアが開きっぱなしのまま、中に、お婆さんが一人ポツンと椅子に座っている。


エレベーターを使うのをやめて、階段で上がってみたのですが、この階段が薄暗くて年季が入っていて、とても怖い。


3つある階段のうち、中央の階段は、まぁメインで使われているのか、数年前に塗り直しをしたのかな?という気もしましたが


両端の2つの階段は、怖い、。。夜は昆虫も爬虫類も哺乳類も歩き放題なんでしょうねぇ、といった雰囲気。



そんな階段を上がっていくと、店舗のあるフロアへ着きました。


でも、店舗といってもドアが開いてOPEN的な雰囲気は無し。


勇気を出してドアを開けてみたら、素敵な家具のショールームが広がっていました。



一応OPENのプレートはかかっていても、外からだと中の様子が見えないガラスドアが多く


中には、店舗かな〜と思って開けてみたら、小さな事務所で、気まずい空気が流れつつドアを閉めたところもあります(笑)



ここは店舗なのか?と毎回ドキドキしながら開けました。



たまには、こんな↓開放的な入口の店舗もあります。



数フロア見てまわったところで、あるお店でフロア案内を見つけ、ようやくどこに店舗があるか把握できるようになりました。



THE PROVIDOREがあったので、カフェがあるのかと思ったら、食品と食器を売る倉庫みたいなところで…



どんどん上階に行くにつれ、エレベーター使いたい!とも思ったのですが、大型商品を運ぶ用みたいなエレベーターも、使っていいのかわからないし、故障でもしたらどうするのーという雰囲気で、使う勇気が出ず。



でも、ショールーム店舗は本当に素敵なんですよ。


特にここは好みでした。




目的のスタンドライトも、素敵なのがいくつかあったのですが、500〜1000ドル越えくらいで予算オーバー。


持ち家ならずっと使える良い家具が欲しいけど、賃貸だと、次の家を借りる時にどうなるかなぁ…という思いがあり、もう少し手頃な物でいいかなと。


ここも、モダンアジアな家具で素敵。



子供部屋のお店も可愛かった。




このライトが300ドルくらいで、候補に入れていた。ちょっと今の家には可愛らしすぎるので、即決できなかったけど。



8階まで上がって行ったので、階段で降りるのはしんどそうで…


ここで働く人がエレベーターを使っていたのが遠目に見えたので、私もエレベーターを使おうとボタンを押して待っていたら…



エレベータードアが開いて中に入ろうと思ったら


奥の角に、あの最初に見たお婆さんが座っている…!!



「乗っていいですか?」とジェスチャー混じりに行ってみたら




「ダメ」




と言ってドアを閉められた…。





何だったんだろう、、あのお婆さんは、、。





平日の昼間に一人では行くのは、なかなか勇気の要るビルでした。