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佐原のあした PROJECT

【開催レポート】第7回 最終発表会

2023.10.31 23:39

最終回となる第7回は最終発表!

これまで、まち歩きやレクチャー、グループワークなど様々なプログラムを通して練り上げてきた参加者それぞれのテーマを実践プランとして発表してもらいます。



各チームは、実践プランをメンター(審査員)、コメンテーターの前で5分間でプレゼンテーションし、5分間の質疑に答え審査されます。

5名の審査関係者の他にもオブザーバーゲストや第一期生、地元の高校生グループや近隣エリアで活動する地域おこし協力隊の方など、昨年よりも多くの方々に観覧して頂きました。これまでのレクチャーと同じ会場ではありましたが、多くの観覧者を迎えてこれまでと違った雰囲気に各発表者はすこし緊張の様子でした。

前後半の2回に分けて8チームが最終発表に臨みました。5分間のプレゼンテーションの後、メンターやコメンテーター、時には観覧者の方々から質問をしてもらいながら、地域性、独自性、デジタル活用の3つを評価の視点として審査がなされました。

全てのチームの発表を終えると審査関係者は別室に移動し、受賞者を決める最終審査会へ。その間会場では、参加者や観覧者が発表されたプランに対してポイント投票や応援コメントを送る「共感投票」を行いました。これまで一緒に受講してきた仲間としての応援コメントや地域の魅力を知ることができたといった観覧者からのコメントなど、審査とはまた違った視点の評価を得ることができたかと思います。

今年は4チームが選ばれ、「アヤメ」や「ハス」など佐原で親しまれている花の名前にあやかった四賞が送られました。

コスモス賞は、武田さんの佐原の観光エリアでの滞在時間を伸ばし観光体験を向上させるためのストリートファニチャーの提案


アヤメ賞は田中さんの地域で介護タクシーを運営する事業者を支援するプラン


ハス賞は増田さんの地域資源である農業を教育コンテンツとした「たんぼのがっこう」の構想プラン



アジサイ賞は、今泉さん・鈴木さん・藤さん(当日は欠席)チームの佐原地域で愛されつつも対外的にはあまり知られてなかった”すい臓”を地域名物としてプロモーションしていく提案

これら4つのプランに送られました。

今年からは、各プログラムに参加し最終発表まで行った受講者全員に修了証も送られました。緊張の最終発表会を終えて晴れ晴れとした表情で修了証を受け取る姿は、これまで一緒に過ごしてきた運営側としても印象的なシーンでした。

10月後半からは、受賞したプランをもとに実践フェーズへと移す、第2ステージがスタートします!


レポート作成:

佐々木一成(関内イノベーションイニシアティブ)