求められる蓄電システムの多様化
今やあっち向いてもこっち向いても蓄電システムのお話しばかり。
※あっち向いてホイではありません・・・古っ・・・(T_T)
もちろんずっと前の蓄電システム黎明期から再エネには絶対に蓄電システムが必要と言い続けて来た蓄電オタクとしては願ったり叶ったりなんですが、購入される側の一般のみなさんにとっては分からないことだらけ・・・。
くれぐれも間違った選択をされないよう、ウチ(弊社)で買わなくて全然OKですから(笑)このホームページで少しでも選択眼を養っていってください\(-o-)/
※少しは商売根性だせいっ(笑)
今日は(本当は系統用蓄電池の設計・申請依頼が多くてブログを書いている時間はないんですが、まぁそこは内緒で)多様化して来た蓄電システムのあれこれを書き綴ってみます。
① 言わずもがな大人気の「系統用蓄電池」
これは系統(高圧なら電柱、特高なら鉄塔や変電所)にダイレクトに繋いで、充放電をすることで経済的メリットを享受するものです。
系統用蓄電池は他のコラムでも書き添えていますが、経済的メリットを追求していった結果、ふと辿って来た今までの道程を振り返ってみたら、「アレっ!?」・・・自然と電力系統の混雑を緩和したり平準化したり、なんか気付かない内に地球にいいことしてた!!!・・・なんて素敵なものだったりします\(-o-)/
② 瞬断しないで構内の重要負荷を支える「UPS機能付 蓄電システム」
これは主には企業や工場などにおいて無瞬断(停電しても継続して電源の供給が可能なシステムのこと)を求められている場合に重宝される蓄電システムです。
従来は
「UPS:無瞬断だけど短時間だけ維持可能なもの」、
「蓄電システム:20msとかの切り替え時間はかかるものの長時間維持可能なもの」
ってな感じでしたが、弊社で販売しているものはこの「UPS+蓄電システム」の合体バージョンとでも言えるようなものなので、無瞬断、且つ長く維持出来る蓄電システムに昇華しております。
ただ一言・・・、高いんですよ(笑)
③ 基礎も施工も基本的に不要な「ポータブル電源」
安くてアウトドアに持ち運べたりコロコロが付いていて家の中を自由に移動出来たりするのにすっかり大出力/大容量になったポータブル電源。
弊社のラインナップでは、
AC200Pなら2kW(瞬時なら4.8kW)出力/2kWh容量、
AP500なら2kW(瞬時なら4.8kW)出力/5.12kWh容量、
これだけあれば頻発する災害への備えとしても申し分ないでしょう。
※もちろん使う人の使い方によりけりなのは言うまでもありませんが。
しかも基礎も施工費用も基本的には要らないので、この点だけでも数十万円お得だったりします。
両モデルとも操作するのは面倒なカーソルとかじゃなくて簡単なタッチパネル方式なので、実際に使う側に立っても非常にフレンドリーでユースフルなところも◎です!
④ その他にもたくさんありますが、例えば完全オフグリッドの蓄電システムだってあります。
この場合には系統(つまりはご自宅なら分電盤/高圧受電企業なら高圧受変電盤など)に繋がないで、別途設けるPV(太陽光発電)からのエネルギーを充電しながら、構内の特定の負荷にエネルギーを供給するものです。
ちょっとスケール的には小さくなりますが、山小屋なんてイメージを想像してみてください!
こうしたモデルの場合、基本的には停電時にも自立して稼働します(これをブラックスタート・・・なんて格好良く呼んだりします!)ので、普段も緊急時もずっと自立していることになり、電力会社さんへの申請も基本不要なので導入しやすいモデルでもあります。
他にもたくさんあるので、お困りの方がいらっしゃいましたら何なりとご相談ください!