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退屈と惰性と 改

10月発売 覚醒チェンジ 4アイテム レビュー

2023.11.03 08:09

 今回のレビューは、トランスフォーマー ビースト覚醒 より、10月に発売された覚醒チェンジシリーズ4アイテムをまとめて紹介したいと思います。


 実写映画最新作となった “トランスフォマー/ビースト覚醒” 。

 日本では8月4日に公開され、おそらくはすでに全国的に公開終了となっているはずで、早くも11月8日にはブルーレイソフトの発売が控えています。

 関連トイについては、映画公開に先駆けて4月からリリースが始まり、公開までの3ヶ月余りでけっこうな種類が店頭に並ぶ状況でしたが、なぜか公開月の8月には1商品のみの発売。そして9月にはなにも発売されず、映画公開終了後の10月に残りものを全部投入という謎のスケジュールでフィニッシュとなりました。

 結果、レギュラーであるスタジオシリーズにレガシー、そして新シリーズのアーススパークとも重なって10月に発売されるTFトイの総数は脅威の26種。

 買うほうも大変だけど、売るほうも大変だよ。

 もっと満遍なくいこうよ・・

 まぁ、スタジオにレガシー、それにアニメとのタイアップになるアーススパークまでは重なるのは仕方ない。

 でもビー覚関連は、9月までに全部出し切れたと思うんだよな。

 むしろそうしたほうが、アーススパークとの入れ換えもできてわかりやすかっただろうに。

 そもそも8月にパパパッとチェンジのライノしか出さなかったのがわからない。

 まさに映画公開直後なので、そこでもう全部投入しちゃった砲が絶対によかったはず。

 最低でもメインラインのミラージュとライノは出すべきだったと思います。

 もちろん、なにかしら出せない理由があったんでしょうけどね。

 あとタイアップという意味では、ブルーレイ発売の直前だからそれもありという考え方もあるかも。


 ともかくも、ビー覚の盛り上がりもこれにて終了。

 メインラインのミラージュ、ライノックスについては股近いうちに個別にレビューはしますが、まずは覚醒チェンジ4種、まとめてレビューしていきます。


BWー05 覚醒ウエポン エアレイザー

  個人的には今作のMVPだと思うエアレイザー。

 本当、今作だけだと思うと惜しいキャラクターですが、だからこそ輝いたともいえるので難しいところ。

 ともあれ、そんなエアレイザーのウエポン版ですね。

 これで劇中登場のマクシマルは全員ウエポン版でも登場したことになります。


ビーストモード

 デザイン的にはやはり劇中の雰囲気はあまりなく、色味含めてメインライン版のビーストモードに近い感じになっています。

 これまでのウエポン版ビースト同様、小さいながらもディティール、プロポーションともにしっかりしていて、可愛らしくも格好いいメカハヤブサですね。

 円らな瞳が可愛い。

 背中に埋まってはいますが、シルバー塗装された砲口部がブースターみたいでいいアクセントになっています。

 

ウエポンモード

 翼をたたむとで盾・・シールドにトランスフォーム。

 ウエポンモードといいながら初めて防御装備に変形してくれましたが、中央に砲口らしきものもあるので攻撃にも使える感じですね。

 その砲口は5㎜穴なので、大型のエフェクトパーツ取り付けやほかのウエポン、武器パーツ等と連結する拡張性もあります。

 なおこれだけではなく、ここから翼を広げることでボウガンのような第2のウエポンモードにトランスフォーム。

 覚醒ウエポン最終アイテムにして唯一のトリプルチェンジャーという、劇中さながらの美味しいポジションです。

 というか、こっちがメイン形態のような気がするけど、公式ページでも画像はありますが、とくに説明はありません。


 今回も2つ購入。

 シンプルながらガラリとシルエットの変わる2種のウエポンに変形できるはいいですね。

 2個買った甲斐がある。


 では、メインラインのエアレイザーに装備してもらいましょう。

 まずシールド形態。

 接続グリップが可動するので、扇のような感じに持たせることもできます。

 続いてボウガン形態。

 こちらも、後端部分に5㎜軸があるので、立てた状態で持たせることもできます。


比較画像

 メインライン版(向かって右)、スタジオ版(左)のビーストモードと。

 やはりデザインはメインライン版に近いです。

 サイズ的には、雛というよりは相似形のドローンみたいな感じかな。

BCー05 覚醒チェンジ スカージ

 テラーコンのリーダー、スカージが簡易変形版の単体覚醒チェンジでも登場。

 結局テラーコンで覚醒チェンジ版トイが発売されたのは彼だけでしたね。

 メインヴィランですからね、他の2人よりは優遇されているますが、そもそもテラーコンのトイが少ないんだよなぁ・・


ロボットモード

 先にアーマーセット版が発売されていますが、そちらよりはデザイン、プロポーションともに劇中・・というよりはスタジオ版に近い見ためになっています。

 ただ、サイズは小柄なデラックスクラス程度で、にもかかわらずあの長身のプロポーションが再現されているので相対的にかなり小さく、そして細く感じますね。

 可動も腕と脚の付け根、そして変形都合で腰が回るだけで、首、肘、膝は動かず。


 頭部マスクのデザインはけっこう劇中に近いのではないかな?

 さすがに小さいため、胸部にはスカージ自身のテラーコンエンブレムがあるのみ。


 背面。

 ビークルのフロント部分をほぼそのまま背負っている感じです。

 腕部や脚部の内側に肉抜きがありますが、それぞれ細くてディティールっぽい感じにもなっているのであまり気になりません。 


 右手のブレードの展開ギミックはあるものの、

左手のクローは固定で両手とも5㎜軸の保持はできず。

 その他本体に5㎜穴は一切ありません。

 公式ページには “覚醒ウェポン(別売)と一緒に変形&武器装備で遊ぶこともできる!” と書いてありますが、できません・・


ビークルモード

 劇中ではピータービルト モデル395木材運搬用トレーラートラックに変形しますが、今回はそれらしいトレーラーキャブにトランスフォーム。

 やはりアーマーセット版と比較してかなり劇中に近い見ためになっていますが、こちらもとにかく細い・・相対的にボンネット部分がかなり長い感じになっています。

 ディティールは悪くないんですけどね。

 フロントだけでなくサイドも、ウインドウはしっかり塗装されていますし。

 まぁ、例によって後ろ側は腕部丸出しですが。

 それはスタジオシリーズでも大差なかったしな。

 変形パターンも、大まかな部分はそのスタジオ版と一緒です。


比較画像

 アーマーセット版(右)、スタジオ版(左)と。ロボットモードで。

 プロポーション的にはスタジオ版をそのまま縮小したような感じで、本当、悪くはないんです。

 ブレードの展開ギミックもありますしね。

 というか、アーマーセット版はどうしてこうなった?

 そして3人とも色が全然違う・・


 ビークルモードでも。

 細長いと言いましたが、こうして並べてみると、この形態でのバランスも決して悪くはないんだなぁ。

 いや、見ためはよいですよ、覚醒チェンジ スカージ。

 アーマーセット版はこれ、まったく違う車種ですね。

BCSー04 覚醒チェンジセット

アーシー & チーター

 デラックスクラスサイズの簡易変形版アーシーと、単体発売もされた覚醒ウエポン チーターのセット版ですね。

 7月に発売されたホイルジャック & ライノックス同様、お供の覚醒ウエポンが単体版の簡易塗装版となっていますが、そのぶん(?)本体が凝った造りになっている感じがします。


アーシー

ロボットモード

 すでにスタジオ版とアーマーセット版が発売されているアーシーですが、ロボットモードの見ためは今回のものが一番劇中に近いんじゃないでしょうか。

 アンドロイドっぽいというか、角張った部分がほとんどない曲線主体の女性らしいプロポーションが、少なくとも正面から見るぶんには上手く再現できていると思います。


 ただ、顔はさほど可愛くないんですね。

 でもやっぱり一番マシかな?


 背面。

 バイクのフロントカウルが邪魔・・なんですが、背中にタイヤが配置される点は劇中デザインに近いです。

 ちょっと位置が低いのと、結局前輪含めて3つ背負ってることになっちゃってますけども。

 それでも、わりと全体がギュッと寄っているのでそこまで不格好というわけでもありません。

 踵が長めになっているので自立も問題なし。

 後頭部と脛裏に肉抜きがありますね。


ビークルモード

 劇中ではドゥカティ・916というオートバイにトランスフォーム。

 形状的にはわりとそれっぽく見えます。

 やはり色が少ないので若干チープな印象はありますが、正直なところ、スタジオ版と大差ないですよ。

 ロボットモード時の後輪の位置こそ異なりますが、変形パターンも実際ほとんど一緒です。

 後半部分は、ロボットの上半身がほぼ露出してますね。

 本来フロントが変形する胸部はダミー再現になっているわけですが、それがそのまま上を向いてますからね。

 なお、ロボットのつま先がスタンドの役割を果たすにで、少し斜めになりますが自立可能です。


チーター

ビーストモード

 単体版の成型色および塗装を変更したものですね。

 ホイルジャックとセットになったライノックス同様、塗装箇所が減っています。

 単体版では額や四肢の付け根部分にもあった斑点が、頭部側面だけに減らされていますね。

 それ以外に大きな変化はないです。


ウエポンモード

 ブレードタイプの武器に変形。

 こちらもとくに単体版から印象の変化はなし。


 では、アーシーにウエポンモードのチーターを持たせてみます。

 逆手に持たせたほうが似合うかな。

 もちろん、普通に順手で持てますし、前腕側面の5㎜穴に取り付けるのもいいでしょう。


比較画像

 まずアーシー。

 アーマーセット版(左)、スタジオ版(右)と。ロボットモードで。

 サイズ的にはアーマーセット版とほぼ同じ、デラックスクラス相当。

 プロポーションはやはり一番整ってますね。

 こうなるとスタジオ版の出来映えが・・


 ビークルモードでも。

 こちらの見ためはやはりスタジオ版が一番綺麗かな。

 続いてチーター。

 単体版と。ビーストモードで。

 塗装が減っているのと、グレーのパーツの色身が白っぽくなってますね。

 でもそれだけでライノックスよりは違いが少ないです。


 ウエポンモードでも。

 こうなるともうほとんど誤差のレベル。

 ライノックスは銃身の塗装が省かれてましたからねぇ。

 その点、こちらは端からはブレード部分は成型色だし。

BCASー05 覚醒チェンジアーマーセット

オプティマスプライム & ライオンブレード

 デラックスクラス相当サイズの簡易変形版オプティマスプライムと、彼に装着可能なアーマーに変形するライオン型ビーストメカ、ラインブレードのセット。

 オプティマスプライムはこれで単体覚醒チェンジ、ウエポンとのセット、そしてこのアーマーセットと、ウエポン以外の覚醒チェンジシリーズ3種すべてで発売されたことになりますね。

 ほかにもパパパッとチェンジ、メインラインボイジャークラス、スタジオシリーズも含めるとビー覚版だけで6種類か・・さすが司令官。

 なお、オプティマスプライマルはその上をいく7種類のトイが発売されます。

 日本独自開発の覚醒~の存在が大きいですね。


オプティマスプライム

ロボットモード

 かなり寸胴です。

 腹部ディティールを再現しているパネル状のパーツの幅が広く、しかも成型色の赤のままになっているのが原因でしょうね。

 シルバーで塗装されていたらもう少しマシだったかもしれない。

 あと、アーマーアップギミックに干渉するためでしょう、肩から煙突が飛び出していないのも、ちょっと雰囲気が違う理由かも。

 完全新規型ですが、構造はおおよそウエポンセット版に似ていて、変形都合もあって肘も可動しますし、膝もボールジョイント接続なのでロール可能など、アーマーセットの本体担当としては可動性も高いです。

 ゆえに寸胴が惜しい・・


 寸胴なのに顔はシャープ。

 マスク表面のディティールも妙に細かいです。

 あとフロントウインドウも真っ黒で不思議な感じ。


 背面。

 後ろ姿はもはや箱・・

 なんでセット版のスマートな感じをそのまま踏襲できなかったんだろう?

 ぶっちゃけ、セット版の肩に2つ5㎜穴開けるだけでよかったのに。

 背中と脛裏もガッツリ肉抜きされていますね。


ビークルモード

 劇中では87年式のフレイトライナーFLAセミトラックにトランスフォーム。

 まぁおおまかにはいつものコンボイトラックですが、やはり煙突がないので雰囲気がけっこう違っています。

 全体的には股間強め。

 あと、側面部分が黒いのも珍しいですね。

 後ろから見ると、一応煙突の根元部分のディティールはあるんですよ。そこをシルバーで塗るだけでも変わってくるかな。

 変形パターンはセット版とほぼんど同じです。というか、オプティマス型がそもそもおおよそには一緒ですからね。


ライオンブレード

ビーストモード

 なんとなく既視感を覚えるホワイトライオンですね。

 構造はスナールセイバーやシルバーファングとほぼ一緒ですが、今回も完全新規造形。

 タテガミや尻尾根元のゴールドの塗装が綺麗です。

 尻尾の先端も塗ってほしかったけど。


 顔のデザインはちょっと漫画チックというか、デフォルメされてますね。

 瞳の部分が立体的なディティールになっているのが面白いですね。

 実写系トイとは思えない・・


 可動は変形都合のみとなりますが、四肢は前後に可動。

 ただ首は、機構上本来は左にだけ曲げることができるのですが、タテガミが干渉するため動かせません。


 オプティマスプライムとライオンブレードで。

 なんとなくいいサイズ感ですね。

 オオカミやクロヒョウよりも、その大きさに説得力があります。


 オプティマスを変形させて。

 こうなると一気に怪獣感の出るライオン・・


 では、合体。

 定番の横向き合体型で、ライオンブレードの頭部側がオプティマスの右肩に来ます。

 ライオンブレードの頭部(上顎)と尻尾はそれぞれ外して、オプティマスプライムの腕に装備。

 しかしこれはもう、明らかにライオコンボイがモチーフですね。


 頭部デザインもかなり近いものになっています。

 胸部も、いかにもマトリクスが入ってそうなデザイン。


 背面。

 まぁ、相変わらずですね(笑)。

 しかしまぁ、こんなおかしなバランスで自立できるんだからすごいよね。


 手持ち武器は、まずライオンの尻尾を取り外したもの。

 斧のような感じでしょうか。

 グリップ部は一応5㎜径ですが、わずかに湾曲しており、さらに後端に尻尾の毛が造形されているので指が開いた状態の手でしか持てません。


 頭部はシールドのように左前腕に装着。

 スナールセイバーやシルバーファングのそれよりボリュームがあります。


 右肩に備わっているブラスターは前方に向けることが可能。

 銃口先端にはディティールがあるため、今回は3㎜軸としては使えません。


 なお、アーマー装着に関してはシリーズで互換性があるので、それぞれ交換可能となっています。

 まぁ、アーマー装着時の顔が本体と待ったく別人になってしまうんですが。


比較画像

 まずオプティマス単体。

 ウエポンセット版(右)、メインライン版(左)と。ロボットモードで。

 う~ん・・ウエポンセット版もメインライン版もかなり引き締まった細マッチョなのに、今回のアーマーセット版はメタボだなぁ。

 あと太腿とかはなんで黒いのか?

 彼に限らず、覚醒チェンジシリーズは同じキャラでもカラーリングがまちまちなのはなんでなんだろう?


 ビークルモードでも。

 同じキャラなのにちょっとずつ違うんだよな。

 ギミックの違いで多少構造が変わることはあっても、わざわざ細かいデザインと抱える必要ないと思うんだけど。

 デザイナーが違うのかな?

 ライオンブレードとスナールセイバー、シルバーファングで。

 やっぱり一匹だけ顔付きが違うよ、ライオンさん。

 確実にライオコンボイに寄せてきてるよね。


 なお、構造はほぼ同じながら基本的にパーツの互換性はないアーマービーストたち。

 ライオンブレードでは、唯一シルバーファングと頭部の交換のみできました。

 ただ、シルバーファングのボディにライオンブレードの頭部はかなり浅めにしか付けられません。


 モチーフになったであろうライオコンボイ改めレオプライム(TL版)のビーストモードと。

 TLレオプライムのビーストモードがリアル寄りなので、あまり似てませんけどね。


 オプティマスとライオンブレードを合体させて、レオプレイムはロボットモードに。

 ライオンブレードの頭部はそのままにしておきました。

 明らかにモチーフにしてますよね。

 こうすればさらに近付きますね。

 顔隠れちゃってますけど。

 今回のスカージ、アーシー、オプティマスで並べて。ロボットモードで。

 だいたいみんな同じくらいのサイズ。

 当然、劇中スケールとはまったく違います。


 ビークルモードでも。

 大きさの概念なんかないんだ・・


以下、画像

 まずウエポン版エアレイザー。

 翼は左右独立して、脚は左右一体で可動。

 このサイズのトイなら十分でしょう。

 スタンド用の3㎜穴などはないのですが、お腹側に適当な隙間が空いているので、そこに3㎜軸をはめれば飛行シーンの再現は可能。

 小さくて軽いからこそできることですけどね。


 ウエポンモードで。

 攻防切り替え可能なダブルバトルマスター。

 劇中さながらに優秀ですね。


 連結させても。

 接近戦には大バサミ。

 遠距離戦には大型ボウガン。

 さらにチーターに飛行能力を付加。

 トリプルチェンジに加えてこの拡張性。

 さすが、トリを飾るだけのことはある。鳥だけに・・


 マクシマル集合!

 みんなの幼少期かな。

 こんな平和なときもあったんだ。きっと・・


 結果覚醒ウエポンは劇中未登場キャラ含めマクシマル5体に、プレダコン2体。

 続編でプレダコンの巻き返しはあるのか?


 続いて覚醒チェンジ スカージ。

 うん。まぁ、動きませんね。

 見ためはいいんですどね・・

 一応、腰裏にはスタンド用にも使える3㎜穴があるんですが、だからなんだというところですね。

 むしろなんで今回はこいつにだけ開けた・・


 続いてアーシー & チーター。

 まずアーシー単独で。

 腰が回りませんが、それ以外は首、肘、膝の可動に手首ロールまで備えており、覚醒チェンジシリーズのなかではかなりよく動いてくれます。

 立て膝もご覧の通り非常に綺麗。


 チーターブレード装備で。

 腕部は基部ごと上方に跳ね上げることができるので、派手なアクションが決まります。

 タイヤも一緒についてきちゃいますけどね。

 足首は動きませんが、踵が長めなので自立も問題なしです。

 これでスタンド用の3㎜穴があれば・・


 ビークルモードでも。

 車体後部側面に5㎜穴があるので、覚醒ウエポンの装備も可能。

 拳も使えば最大4種武装の重装備もいけます。


 最後にオプティマスプライム & ライオンブレード。

 まずオプティマス単体で。

 全身10箇所(+α)が可動と、アーマーセットの本体担当とは思えない可動性。

 繰り返しになりますが、ウエポンセットのオプティマスとほぼ同様の感覚で動かせます。

 そして動かしてると、寸胴感もあまり気になりませんね。

 ブラスターはメインラン版から借りました。

 ちょうどいいサイズ。

 なお、彼もスタンド用の3㎜穴はないです。


 ビークルモードでも。

 この形態でも武装可能。

 アススパ店頭特典のバーニングチェーンクローを装備してみました。

 カラーもマッチ。


 ライオンブレードと。

  最後の騎士王ごっこ。


 アーマーアップ!

 残念ながら、こうなると一気に動きが鈍く・・

 腕がほぼ動かせないんですね。

 肘は動かせるでなんとか武器は振るえる感じですが。

 下半身はとくに制限ないので、立て膝はできます。


 以上、ビースト覚醒 覚醒チェンジ4アイテムでした。


 実写映画最新作の公開に合わせて展開した簡易変形トイシリーズもこれで最後。

 もう当分このテのトイが発売されることはないでしょうね。

 アーススパークにはないみたいだし。

 それこそビー覚の続編公開までないかも。

 シージ以降のジェネレーションラインやスタジオシリーズなど、変形と可動がある程度高いレベルに達している、通常ラインのトイばかりここ数年買い続けてきたので、たまにはこれくらい単純なものもいいなと思いました。

 実写系トイなんですが、あまり実写実写してなくて、ジェネレーションラインと絡めてもさほど違和感がないのもよかったです。

 ただまぁ、同じキャラでも明らかに見ためやサイズ感が違うとか、とくにウエポン系は劇中とはまったく関係ない武器に変形するとか、トイオリジナルの要素についてはもう少し明確な説明があってもよかったかもしれませんね。

 小さい子供とか、初心者は混乱したんじゃないかな。

 あと、日本展開では覚醒チェンジシリーズと一括りにされましたが、本来はとくに関連がなかったのだろう単体覚醒チェンジシリーズが、ほかと較べてプレバリューの面で劣っていたのは残念でした。

 いや、そもそも関連なかたっとしても手に5㎜穴は開けとこうよ・・

 まともに覚醒ウエポン持てたの最初のオプティマスだけだし。

 そしてそのオプティマスはもともと違うシリーズのデザインだし。


 とまぁ、なんやかんやツッコミどころも多かったのですが、久々にいろんなサイズ、いろんなコンセプトのTFトイに触れることができて、本当に楽しかったです。

 トランスフォーマーの商品展開が、ジェネレーションラインとスタジオシリーズの2本柱メインになってからというもの、購入層はコアなファン主体になっていって、実店舗での売り場面積がどんどん縮小されていきました。大手家電量販店からTFコーナーがなくなることもやむをえないと思っていたところに、久々の実写映画公開。

 ここでも、あそこでも、TFコーナーが復活(といってもビー覚関連がおかれるだけでしたが)して、その流れを今度はアーススパークが引き継いでくれています。

 やっぱり映像作品の力はすごいですね。

 アーススパークの日本での放送は1回15分と短いですが、そのぶん長く放送できると思うので、できるだけ今のいい雰囲気が長続きするような工夫をしていってもらいたいです。

 そうこうしているうちにビースト覚醒の続編が・・公開されるといいなぁ。

 次はプレダコンがメインで出てくると思うんだよね。

 マクシマルとは別のルートで地球に来てたとか、エアレイザー部隊にも実は生き残りがいたとか、いくらでもねじ込める余地はあると思います。

 メガトロン(ビースト)にタランチュラス、ブラックウィドー、ダイノボットもたぶん出てくる。

 マクシマルの新メンバーはラットトラップとタイガトロン。

 タイガトロンはエアレイザーのスパークと融合してタイガーホークにナルね、絶対。だからよ。

 妄想はとまりませんね(笑)。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。