仮面を外す。
ハロウィンが終わり、仮装をした人もいたでしょうか。
憧れの格好ができ満足した方もいられるかもしれませんが、
もしかしたら多くの人は仮装しなくて仮面をつけて生活しているのではないでしょうか?
両親の教えの通り、良い子でいる仮面や、しっかりとした人でいる仮面。
従順な仮面、強い人であろうとする仮面。
世間的に見た良い母親像、父親像の仮面をつけて、会社では仕事ができる賢い仮面をつけマウントを取る。
本当の自分を知らずに自分自身も仮面を自分だと思い込む。
楽しそうに演じて、充実しているように見せつける。
悲しい自分を演じて、人からの優しさや温かな眼差しを自己価値にしている。
本心を隠し、周りに流され、大きな決断をしたように勘違いして生きている。
でも一つだけ言えるのは、
どんな仮面をつけていようと”何が起きても人のせいには出来ない”という事。
ポジティブなことが起きれば自分の手柄にし、
ネガティブなことが起きたら人のせいにする。
仮面をつけて生きていたら無意識にこのパターンに振り切ってしまう。
ネガティブなことが起きたとき、全てを自分のせいにしてしまうのも同様だ。
全てを自分のせいにすれば簡単だと思っているが、その奥底には人のせいにしたい本心が隠れている。
相手が変われば良い、あの時あんなことを言ってきた、あんなに強く勧めてこなければ。。
など、きっと心の奥底では思っているのではないだろうか?
仮面を外して自分らしく生きていくと選択したら、
もう何が起きても笑い飛ばして進むしかないと腹をくくっていけるだろう。
裸の自分が一番弱いと思っているかもしれないが、
本当は一番強いのだ。
様々な仮面をもう手放して、
後悔のないように正直に生きていく。
そのプロセスはきっとかけがいのない勇気と知恵に変わっていく。
仮面を外す勇気を持てるように、
まずは自分らしく生きていく怖さをまずは感じて行こう。