ラーサ・ダンス前の出会い(12):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第370話
2018.09.20 04:56
「蓮華の目をした御方よ、
幸運の女神は、
あなたの蓮華の御足の足の裏に触れると、
お祭りにような気分になります。
あなたは森の住民たちにとって、
最愛の御方です。
それゆえに私たちは、
あなたの蓮華の御足に触れるのです。
それ以来、私たちは、
他の男性の前に立つことでさえできません。
というのもあなたに完全に満足しているからです。
神々は、非常に労を尽くして、
幸運の女神の眼差しを求めています。
その幸運の女神のラクシュミーは、
いつも主ナーラーヤナの胸に留まるという
独特な立場を得ました。
その幸運の女神が、
クリシュナの蓮華の御足の埃を求めて、
その埃を彼女はトゥラシー・デーヴィーや
主の多くの仕え人と分けなければならないのです。
同様に、
私たちもあなたの蓮華の御足の埃に保護を求めるのです。
それゆえに、すべての苦しみを壊す御方よ、
私たちに慈悲をください。
あなたの蓮華の御足に近づくために、私たちは家族も家も捨て、
あなたに仕える以外の望みはありません。
私たちのハートは、
あなたの美しい微笑みの眼差しによって
生まれた欲望で焼かれそうです。
おお、男の中の男(至宝)よ、
どうか私たちをあなたの女性の仕え人にしてください」。
…つづく(10巻29章36-38節)