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女30歳、脳梗塞、左半身不自由になりまして

倒れて4年過ぎて…

2018.09.20 23:26

2014年に脳梗塞で倒れて、4年経った。


人間はすごいなぁと思う。


辛かったということは勿論忘れることはないのだけれど、辛かったいちいちをちゃんと忘れていっている。


忘れるっていうのは、人間のすごい能力だなぁと思う。


4年。


短いとも長いともなんとも言えない。


ちょうど、回復期病院入院中にワールドカップがあっていた。


今年は家のテレビでワールドカップを観ることができた。


倒れた2014年は本当にしんどかった。



あのときは、たまらなかった。


それでも、


リハビリを頑張って、


年々身体は回復して、


精神的にも随分と良くなった。


間に2度の卵巣の手術と入院もあって、


その後、大きな塊の出血が止まらなくなって緊急入院したこともあったり、


精神的にはけっこうきつかったのだが、


今は随分と落ち着いているように思える。


とりあえずここまでくるのに私は4年。


ほとんど私の力ではない。


周りの人たちや見えない世界の力

(私はそういうのを信じている人間。特に何かの宗教に入っているわけでもなく占い師でもない。ただ、見えない世界パワーをけっこう信じているというだけ。)

のおかげだ。


倒れたことで、ものの見方はけっこう変わったし、優先順位も変わった。


倒れた年は、精神的に心底きつかった。


本当にきつかった。


1年後。



1年経ってるにも関わらず、

「倒れたことが実は夢なんじゃないか…」って、本気で思った。


2年後、


3年後、



4年後の今。



よくぞ頑張っている、と自分で自分を褒めてあげたい。


身体が良くなっていることが何より嬉しい。


回復している身体とそこまでできてる自分を心から褒めてあげる。


そうすると、きっと身体は、もっと良くなろうって、応えてくれるはずだ。


これからもっと良くなるのだ。


自由な身体を手に入れるのだ。


戻すことのできない障がいもあるのだけど、それはもう仕方ないと思っている。


できることをやる。


やれることをやる。


ただ、それだけだ。


そしたら、きっといい時間を増やせるはずなのだ。


いい時間はつくるしかないのだ。


そのために、


でき得る限りのことをしたい。