サブリース契約とは何なのか??メリットとデメリットそして必要性についてFPが解説
サブリース契約とは何なのか??メリットとデメリットそして必要性についてFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回は、不動産投資のサブリース契約について説明していきます。
説明する内容としては大きく考えると以下の通りです。
- サブリースとは何のこと??
- サブリースのメリット・デメリット
- 不動産投資をするのであればサブリースは本当に必要なのか?
この3点について説明していきます。
まず最初にサブリースの内容から説明していきます。
そもそもサブリース方式とは何??
不動産投資を考えている人にとってはサブリースという言葉を不動産(宅建)業者の方や不動産投資の本で聞いたことがある人も居るかもしれませんが、サブリースは管理会社がマンションやアパートのオーナーからマンションやアパートなどの物件をまとめて借り上げる契約です。
サブリースのメリットとしては「不動産運用をほったらかしできる」そして「空室があっても家賃を受け取ることが可能」といったメリットがございます。
次にサブリースのデメリットと注意点について説明していきます。
サブリース方式のデメリットと注意点
サブリースの説明やメリットについて説明しましたが、空室があっても家賃保証があることや不動産の運用をほったらかしできるようなメリットがございます。
ただメリットを考えたら「サブリースって本当に良いよね」と思う人も居るかもしれませんが、デメリットがございます。
サブリースのデメリット
サブリース契約では確かにほったらかしで管理や空室になっても家賃が入ってくるといったメリットがございましたが、デメリットについては以下のようになります。
- 収益性が低くなる
- サブリース解除は至難の業
- 買い手が付きづらいといった点がございます。
この3点から考えると毎月の家賃を減らしても不動産運用には良いかもしれませんが、売却といった出口戦略を考えると正直買い手が敬遠されたり、金融機関の融資がおりない可能性がございます。
不動産投資は購入と運用そして売却を狙ったものを考えなければならないと言うことです。
不動産投資の物件はサブリースを薦める業者??薦めない業者??
投資用不動産の物件を選ぶのであれば、サブリースを薦める業者とそうでない業者どちらが良いかと言いますと、私はサブリースをお薦めしない業者です。
不動産投資は購入から運用そして売却が流れであり、すべてがスムーズに行くことが不動産投資の成功に繋がるプロセスだと考えております。
そこで売却が出来なかったり、次の購入者が良いと思って購入しようとすると金融機関のローン融資が下りないケースもございます。
もしくは投資用物件の買い替えのためにローンの担保にサブリース契約のあるワンルームマンションを出しても、ローンが下りなかったりするケースもございます。
まとめ
自分も投資用不動産の販売会社と提携していますが、新築はお薦めする会社も1社くらいはありますが、中古に関しては全部サブリースを薦めない会社です。
サブリース方式でなくても、不動産(宅建)業者によっては家賃保証がついていたり、管理してくれる会社もございますので、そのような投資用不動産の販売会社に問い合わせると良いでしょう。
投資用マンションやアパートなどについて質問や執筆そして監修がございましたら以下のアドレスまでお送りくださいませ。
alive.kunihiro@gmail.com