【第8回】漢方・薬膳スクール〜美肌と腸〜
こんにちは。kampo's薬剤師・薬膳師の山口りりこです(^ ^)
雨とともに心地よい涼しさを感じます。
すっかり秋色ですね♩
9月のセミナーでは
美肌と腸
をテーマにkampo'sにてセミナーをさせていただきました。
いつもの漢方・薬膳を中心とした私の話にくわえて
今回は株式会社SOPHIAの石田一成部長にもご協力いただき
「腸と乳酸菌のホントの話」
をお話いただきました。
食事をとりながら聞いてください
とお伝えしたのですが、みなさま真剣!!!
石田さんのお話では
日本で販売されているヨーグルトや乳酸菌飲料はなんと
400種類あるそうです!
乳酸菌といってもかなりの数があります。
人の腸内フローラもひとそれぞれ異なります。
そのため、自分に合う乳酸菌を見つけるのはなかなか至難のワザ。
小腸の面積はテニスコート1面分(皮膚の200倍)あり
第二の脳とも言われます。
人の免疫システムの70%が腸に集中しているそうです。
でも自分の体だとおごってはいけません!
私たちの体は腸内細菌と共存しているのです。
腸内細菌の重さは1.5kg
目に見えないようなサイズなのにこんな重さがあるなんて!
自分だけが嬉しい食事でなく、腸内細菌が喜ぶ食事をすることで
たくさんの恩恵を受けることができます。
腸内細菌は食物繊維や発酵食品が大好き!
積極的にとりましょう(^ ^)
薬膳的の考えをもちいて、おいしくて腸内細菌的にも喜ぶランチにしました♩
❁根菜のゴロゴロサラダ
〜根セロリの香味ソース〜
❁美桜鶏のナッツあげ
〜白ごまのソース〜
❁竹炭クコの実フォカッチャ
❁蓮根とごぼうのきんぴら
〜クリームチーズ和え〜
❁甘酒と味噌麹の腸活スープ
根菜類は食物繊維も多くて特にとりたい食材ですね。
また、乾燥しやすい時期であるため
潤いを与える食材を多く使っています。
→
れんこん、ナッツ、ごま、クコの実など
❁なつめソースの杏仁豆腐
あんずの種は漢方で杏仁(きょうにん)といいます。
便通がよくない人にも良いし、乾燥の咳などにもおすすめ食材です。
今回もアンケートにご協力いただきありがとうございました!
大変勉強になり、また励みにもなります。
今回は少し専門用語が難しかったかな、と思っていたら
漢方用語が楽しかった
というご意見もあり、ほっと一安心いたしました。
しかし、あんまり専門用語が多いとkampo'sで開催する
「漢方・薬膳を知らない人にも抵抗なく知っていただきたい」
という想いからずれそうなので
毎回少しずつお伝えしていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
10月のセミナーは
昼と夜の2部制です(^ ^)
初めての夜の部です♩