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”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”

『倒れども倒れども起き上がる強さ』

2012.02.01 00:48

この国の古より中央政府が「陸奥」(=道の奥)と呼び、
縄文の文明を脈々と色濃く持ち、深き自然に抗うことなく
人々が調和して暮らしてきた東北地方
















以前、東北新幹線の車内誌にあった「仙台の曲がりねぎ」
の話。葱のみならず人間にも通じる話と心に残った。

『形は曲がっているが、食べてみると甘みがあって
柔らかい「仙台の曲がりねぎ」という葱がある。

この曲がりねぎは、現在、県内各地で作られているが、
特に味のよさで評判なのが、仙台市岩切地区の余目
地区の「余目ねぎ」。
他地区の葱は「仙台まがりねぎ」と呼ばれている。








  










古の歴史より、京の都人からは蝦夷と呼ばれた
東北地方。

黄金の産出地であるため、時の権力者達から
幾度も蹂躙を受けてきました。


また厳しい自然の猛威は、彼らの暮らしを度々厳しい
ものとしています。
その中で営々と生きてきた、こころ優しき人々

高橋克彦氏陸奥三部作で描いているように、
彼らは熱き魂を持ち真直ぐで、愛の情にとても
深い人々


3.11東日本大震災という自然の猛威と原発事故と
いう人災により、困難な暮らしをされている多くの方
が今もあります。

しかし、この人々は曲がりねぎのように、倒れども
倒れども起きては、その度に前よりも心身を強くしています。


彼の地の人々を、私たちはしっかりと支え、共に歩んで
いかねば申し訳ありません。