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”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”

『玉、磨かざれば光らず』

2012.05.08 13:02

毎日届く様々なML。
今日も届いたMLの一つ。

「****ビジネススクール」のご案内~
ビジネス基礎力向上とマネジメント能力強化を
サポート
します~ と書かれています。


















どんな内容か見てみようと軽い気持ちで、URLを
クリック。
すると、「ビジネス基礎力」の名前の下に様々な
専門カリキュラムのリンク箱。

■考える力
 発想力、企画力、数字力、情報分析力、読む力、論理構築力
■伝える力
 説得・交渉力、プレゼン力、図解表現力、文章力、話す力、影響力
■やり抜く力
 段取り力、問題発見・解決力、判断力、ストレス対処力




ちょっと見て、閉じました。お腹いっぱいですね。
いやはやこれだけの専門的知識を誰が勉強するのでしょう。 

IT化、グローバル化の進展で社会が複雑化し、
不確実性が増す現代。
ビジネスパーソンに求められるレベルは高まるばかり・・・

そのため、実務のスキルアップを図り、仕事をより
クリエイティブ
なものにしたいと考える方がたくさんいます。

けれども悲しいかな、本質に触れないまま問題解決を
行っても、目先のスキルやテクニックではすぐに陳腐化し
世の中から飽きられてしまいます。


















そしてまた新しいノウハウを求めても、またその繰り返し。
せっかく苦労して身につけた「専門的な知識」なのに・・
報われない努力(*_*)

そこで、売れるのがあの本。
そう、ハウツー本。
忙しい仕事と生活の中で、いかにして「勉強」をして、
新しい知識を身につけるか!

悩める真面目なビジネスパーソンをターゲットにして、
様々なハウツー本が巷に溢れてます。

本を開けば、その時はいかにもヒントになりそうなことが
書かれていても、それはすぐみんなが知ることになる。

そして本で読んだこと、セミナーに行って聞いたことは、
大脳皮質に一時記憶されるだけ。
その知識もすぐに陳腐化・・・いつまで繰り返すのか。



『「あれは器量人だ」という言葉が通俗用語に
なっておりますが、これは人間の具体的存在を
器という字で表現しているもので、人間の大きさ、
深さを量る言葉として用いている言葉であります。

あれは頭が良い、よく出来る。
けれども人を容れない。
人を用いる量がない。深みがない。
などといわれる人があります。

度量、器量ということが良く考えられなければ
ならないわけです。』


安岡正篤先生の言葉を思い出します。

到来しつつある知識社会においては、
単に「専門的な知識」を持っているだけでは、
決して活躍できないと言われています。

単なる知識をいかに知恵へと変えてゆけるか。
そのためには、人間の器を広げること、磨くこと
が大事
。



『人人(にんにん)皆、道(みち)を得ることは
衆縁(しゅえん)による。

人人自(おのずか)ら利なれども、
道を行(ぎょう)ずることは衆力(しゅりき)を
以(も)てするが故に、今心を一つにして
参究尋覓(さんきゅうじんみゃく)すべし。

玉(たま)は琢磨(たくま)によりて器(うつわ)
となる、人は錬磨によりて仁となる。
何(いずれ)の玉かはじめより光有る。
誰人(たれびと)か初心より利なる。

必ずみがくべし、すべからく練るべし。
自ら卑下して学道(がくどう)をゆるくする事
なかれ。』
(『正法眼蔵随聞記』五ノ五)


『玉、磨かざれば光らず』(道元禅師の言葉)
の大切さを思います。