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”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”

『自然界からのごちそう』

2013.06.14 00:02

野生動物のお肉で一番美味しいのは、「シカ肉」!


今から14年ほど前、1999年長野県下伊那地区で、
野生鹿による森林被害を受けて行われた、鹿の
生態調査
。
















当時、それまでのSEの仕事を離れて、自然環境保全
を学んでいた私は、この調査にアルバイト参加。


下伊那の山奥にある民宿に、他のスタッフと泊まり
込んでの10 日間、毎日周辺の山の中に入っては、
コンパスと高度計を持ち、決められた自分の調査
エリアを上から下へと歩き、途中見つけた鹿の痕跡を
地図に落とし込んで
いきました。

ある時は野生のイノシシに遭遇し、またある時は
藪をこいで進んでいったところ崖の上に出て困ったことも。 


開かれた山道を歩くのではない、まさに野生の自然
そのものを体感できた貴重な時間
です。


朝から夕方近くまで体力を使う中で、一番の楽しみ
は宿の食事
。
 

何よりも「シカ肉」は絶品。


日本に古くから大事にされてきた、「いただきます」の
精神
。自然の一部を自分の中に取り込む際の感謝
の気持ちです。


後に、師匠のC.W.ニコルさんから「シカ肉」の話を
聞いてわかったことは、鉄分やアミノ酸、プロテイン、
ミネラルが豊富に含まれている優れた食材
であると
いうこと。


最近日本でも、増えすぎた鹿を捕獲して食材に
有効活用
する「ジビエ」(仏語で野生鳥獣の肉)
を普及させる動きが、起きています。


捕獲された鹿のほとんどは廃棄処分されているという、
とてももったいない状況に対し、ステーキやソーセージ、
ハンバーグなどの料理に使って消費する
もの。

鹿肉の流通システムが作られることで、野生動物に
よる森林や農業の被害を軽減
することにつながります。


もちろん荒廃した森林の生態系を保全していく
取り組みも必要
であり、シカ肉消費によるお金が
その仕組みに活用
されていけばよいでしょう。

そんなことを書いてていたら、「シカ肉」の鍋やハンバー

ガーが久しぶりに食べたくなってきた。


参考 C.W.ニコル「鹿肉ハンバーガーが森を救う!?」

http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0712/essay.html