『モダンボーイとモダンガールが過ごした時代』
2013.09.13 07:24
「全国の100歳以上の高齢者は5万4397人」
ネクスファ高柳でお昼をごちそうになりながら、
見ていたNHKのニュースで驚きの数。
昨年より3千人余り増え、過去最多になったとの
ことですが、その内訳にええっ!?
と皆で声を上げてしまいました・・・
「男性が6791人、女性が4万7606人で、なんと
女性が9割近くを占めている」
この数字を見て、男性諸氏の皆さんはどのように
お感じでしょう(*_*;
人口10万人当たりの100歳以上の高齢者の人数は、
島根県が最も多く、82.5人、次いで高知県が78.6人、
山口県が71.7人だそうです。
ちなみに、100年前の1913年(大正2年)は、
山本権兵衛内閣が成立し、東京の自動車台数
350台、東京市内のガス灯が消えて電灯が
普及、トンボ鉛筆の創業、銀座の千疋屋フル
ーツパーラー開店、孫文が日本に亡命、
インドのタゴールがノーベル文学賞受賞、
などがありました。
大正時代とは、「大正デモクラシー」といった言葉
に代表されるように、自由主義や民主主義の
思想が産まれ、そして西欧の文化を積極的に
取り入れた時代であると言われています。
普通選挙が行われ、男女平等が論じられ、
日本初のメーデーも開催されました。
また、「モダンボーイ」や「モダンガール」といった
言葉に表されるような、西欧文化が浸透して
ゆきます。
「今日は帝劇、明日は三越」と言うキャッチ
フレーズで表されるように百貨店が登場し、
消費時代が到来した時代でもありました。
その後、1923年(大正12年)9月の関東大震災
で被災された方が含まれているそうですが、
他にも多くの出来事があった中、100年という
歳月を超えてこられたことに尊敬の念を持ちます。