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”人と自然を調和しながら『持続可能な未来』を共創する”

『宇宙への夢に挑戦し続けた』

2015.02.14 03:55

「人生には自分でコントロールできないところが
あります。例えば選ぶ側が決める試験の合否
がそうです。


それぞれの段階で道が決まった時にそれをどう
生かすか、最適解を求めて
いました。」


 















今春から息子が通うことになる学園の先輩に、
日本人としては最長の船外活動を行った
星出彰彦宇宙飛行士
がいます。


星出さんは、学園に中学から高校2年の5年間在籍
親元を離れ、寮に入って学生時代を過ごしました。


学園では学校行事で年に一回、つくば市ならではの
研究施設を訪問
する社会科見学が行われています。


その際、星出さんはJAXAなど宇宙に関する施設を
希望
しました。


学園からJAXAまでは約3kmの距離

近場にあるということは、宇宙飛行士を目指す上で
大きな要因だったようことでしょう。


漠然とした夢を現実化させる環境、それがつくば
にはある

 

その環境の中で、星出さんは自分の夢を実現させる
ための具体的な努力を繰り返した
のですね。

星出さんは高校2年の時シンガポールに留学


現地では「国際バカロレア」の教育プログラムで
ほとんどの授業が英語で行われたそうです。

そこでは、論理的思考力、課題を発見し解決する
能力、コミュニケーション能力
などに重点が
置かれていたといいます。


 
















宇宙飛行士は、異文化の人たちとの高度な
コミュニケー ション能力が不可欠
ですが、
その素地は当時の教育によって磨かれた
いいます。 

大学も宇宙飛行士の試験も、一度は落ちたという
星出さん。夢をあきらめずに、挑戦し続けました。 


漆黒の闇に浮かぶ、銀色に輝く、ラグビーグラウンド
くらいの大きさの宇宙ステーション
を、スペースシャトル
から自らの眼で初めて見た
時は、鳥肌が立ったと
いいます。
 

「文化、技術、政治など多くの違いを乗り越え、
15カ国が協力して宇宙
ステーションを建設・
運用している
——それを間近で見て実感した
とき、
人類は捨てたもんじゃないなと、人類の一員
として誇りに思いました」


かつて妻も青春を過ごした学園。息子は明日、学園
のオリエンテーションに行きます。いよいよ第一歩を進み
始め
ます。

偉大な先輩の後ろ姿を見ながら、これから6年間を
過ごす
息子に、自分ならではの夢を抱き、実現への

努力をしていってほしいと望みます。


朝日新聞「大学も宇宙飛行士の試験も、一度は落ちた」

http://www.asahi.com/articles/ASGDF5QK5GDFUEHF00G.html