『風に立つライオン』

”人間としての生きる心構えを問うていると
思います。”

映画「風に立つライオン」、家族３人で観て
きました。観てよかったと思える素晴らしい
映画。

若き医師がアフリカの地で、遠い日本を想い
ながらも、病や怪我に苦しむ人々の命を守る
姿、それはまるで、強い風に吹かれながら
独り立ち続けるライオンの様。

銃や地雷で負傷した人々が次々に運び込まれて
くる過酷な医療の現場で、アフリカの大地に
向かって「ガンバレッ」と叫び、自分を鼓舞
しながら常に前向きに生きる。

壮大なアフリカの大自然と人の営み、病に立ち
向かう医師の姿。

神渡良平先生の「中村天風人間学」でも紹介

されているアフリカ・ケニアで国際医療活動

に従事した実在の日本人医師・柴田紘一郎氏

をモデルに作られた曲からの映画化。

アフリカ好きで幾度となく現地を訪れている、
俳優の大沢たかおさんが、これまで幾度も
医師の役を演じる中でこの歌に感動し、さだ
さん本人に映画化とその主演を申し出ていた
そうです。 

若い医学生たち、そしてアフリカの地で現地の
人のために頑張る日本人の応援歌にもなり、
この曲をきっかけにアフリカへ旅立った若者や
、現地で暮らす邦人も多いとか。

渡辺俊幸先生の編曲による、さだまさしさん
の主題歌は心をより熱くしてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=YKEvc_TrNgk