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kojinkai

小さな努力家。

2018.09.21 15:30

「かわいい・・・」


高校生たちを唸らせるのは、

小学校低学年の通塾生の子です。


今日は2時間半くらいの時間を学習に費やし、

時々熱のこもる小学6年生の歴史の授業を聞き、

寸劇で行われた理科実験を一緒に体験し、

高校生と一緒に30分の学習を行い、

帰ってゆきました。


今日も一冊はなまるになった教材があり、

着実に問題集を解き進めています。

脳を限界まで、ピリピリくるまで使い、

最後の解答終了の瞬間に笑顔を向け、

「OK。」と淡白な私からの言葉を受けては

次の問題に進んでいきます。


とにかくパズルにはまっており、

条件思考をし、綿密な論理で最終段階まで

それを誤らない思考を組み立てています。


1を間違えたら崩れる、それがパズルの醍醐味です。

それが、算数においても国語においても

重要な思考の起点となっておりまして、

途中でフッと論理を飛躍しがちな子には

絶対にパズル教材はオススメなのです。

間違えても直せばいい、という思考から

脱却するような感覚を育てられます。

間違えたら、もう途中ではどう立て直せばいいかも

分からなくなってしまうような難問ですから、

初めからやり直さなければならないのです。

それをしたくないなら、途中のプロセスでさえも

気を一瞬たりとも抜かず、条件思考を続ける必要があります。



解けるか解けないかの問題にはまり、

解決できた喜びに浸る。基本的思考手順の

繰り返しではあるのですが、それは高学年における

学習にも十分通用する思考です。