『文明を崩壊させぬ取組み』
2016.07.20 13:54
「今年前半の世界の平均気温は観測史上最も高かった」
NASAの分析によると、1880年以降最も高く、
19世紀の終わり頃に比べて1.9度も高く、
二酸化炭素などの温室効果ガスによる地球温暖化に
、歯止めがかかっていないとして警鐘を鳴らしています。
これは、米カリフォルニア大バークリー校のチームが、
米国科学誌サイエンスに発表した研究結果。
温暖化に伴って今後さらに世界が不安定になる恐れ
があると同チームは警告しています。
以前読んだ本に載っていた大変興味深い、
「文明崩壊を招く5つの要因」。
■環境破壊
■気候変動
■近隣社会からの援助
■その敵対的干渉
■社会がもつ問題対応能力
最初の4つのうちの1つでも不利に作用した場合、
そのことに対処する能力がなかった文明が
崩壊していること、そうではなかった文明は生き残って
いるという構図での解説はとても興味深いもの。
子どもたちを取り巻く環境が益々厳しさを増す中で、
社会という大海原を自力で漕ぎ出せるような
自らの価値観と主体性を備え、社会を生き抜く力
=「未来を創る力」 を身につけることを目指す
「サス学」。
その現場での可能性を持った子どもたちとの共創は、
とても有意義です。
★『滅亡と存続の運命を分けるもの』