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砕け散ったプライドを拾い集めて

ご飯論法

2018.09.22 02:08

【wording】

「ご飯論法」
:「朝ごはん食べましたか」と聞かれて、パンを食べたけれども白米や玄米などのご飯は食べなかったので「食べてきませんでした」と答えるというごまかし話法である。

(法政大学・上西充子教授)

†柳瀬忠夫や加藤信勝(元大蔵官僚)などが多用する官僚話法。つまり、意図的な「論点ずらし」「はぐらかし」などの不誠実な答弁。
上西教授はこの先のヤリトリを次のようにtwitter上で敷衍していた。

Q「朝ごはんは食べなかったんですか?」

A「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたが、それは黙っておきます)」 

Q「何も食べなかったんですね?」
A「何も、と聞かれましても、どこまでを食事の範囲に入れるかは、必ずしも明確ではありませんので・・」 
Q「では、何か食べたんですか?」
A「お尋ねの趣旨が必ずしもわかりませんが、一般論で申し上げますと、朝食を摂る、というのは健康のために大切であります」
Q「いや、一般論を伺っているんじゃないんです。あなたが昨日、朝ごはんを食べたかどうかが、問題なんですよ」
A「ですから……」 
Q「じゃあ、聞き方を変えましょう。ご飯、白米ですね、それは食べましたか」
A「そのように一つ一つのお尋ねにこたえていくことになりますと、私の食生活をすべて開示しなければならないことになりますので、それはさすがに、そこまでお答えすることは、大臣としての業務に支障をきたしますので」

これを蛙の面にしょんべんで延々ぐだぐだとやるのである。
頭の良さをこういうカタチでしか表現できないって哀しくないか?