インド占星術の特徴
2023.11.04 17:25
インド占星術は文字通り、インド発祥の占星術になります。
「ヴェーダ哲学」を基礎としており、アーユルヴェーダやヨガなどもこのヴェーダ哲学を基礎としています。
「ヴェーダ哲学」は宿命(カルマ)や輪廻転生の考え方を持っています。
ホロスコープには過去生からのカルマによって決められた「人生の設計図」が表れており、そのカルマが人生のどの時期にどのように現象化するかなどを読み解いていきます。
インド占星術の運命観
インド占星術においては、私たちが誕生してきた日にちや時間、場所というのは、決して偶然ではないと考えられています。
私たちが日常を送っている中での善悪の行為の「記憶(記録)」が、潜在意識の深い部分または魂に蓄積され、顕在意識や肉体が消滅してしまってもそのデータは保存され続けます。
(私はアカシックレコードの領域だと考えています。アカシックという言葉自体が「アカシャ」というインドで使われるサンスクリット語が語源です)
そしてそのデータによって、次の転生に影響を及ぼしていると考えます。
そういった思想に基づき、私たちが生まれてきた全てのことは偶然ではないということです。
カルマの概念を知れば、人生が変わる。
そして自分がどのような在り方で生きていくべきなのか、深く考える土台となるのだと思います。