”完璧になったら次へ。”
今日学習に来ていた生徒さんの取り組みを見て、
本当によく自立して学習をし、計画を立て、
学習内容を自分のものにしようとしている姿を
しっかりと見ました。
昨今の理科や社会の課題は、入試を目指して
自分で目標を立てて欲しいということから、
私から最低必ず”ここを含めて演習をして欲しい”という
単元を入れた演習を生徒たちにやってもらっています。
つまり、基本的には生徒が何を完璧にしたいか?という
ことが優先されており、私から課すことは、授業の
復習としての単元学習をそこに含めて欲しいという
お願い?のような課題なのです。
誰が何に挑んでいるのか?それを課題が提出されるたびに
具に見させてもらっていますが、やはり
”自分で狙って復習項目を決めて復習に挑む”子の
学習はとてもはかどっています。
気分で決めるのではない、これをしっかり
理解したら、次はこれなのだ!と決めている。
地に足のついた安定した学習です。
”順番に”、”丁寧に”、”反復を前提とした”学習が実施され、
むしろ私が一律に計画を立てて復習を指示するよりももっと
効率的な学習が実現されています。
本来、一律な、画一的な指示はそれぞれの子どもにとって
必ずしも最も効率的なものではありません。
本来は、自分の自由意志によって学習内容を決定し、
復習計画が立てられているということそれ自体が
理想形であると思っています。
誰が何を身につけているのかの判断もつき兼ねます。
テストをしてみないと最早つかめないのです。
これは、本当にいい意味であり、授業中の発言を
聞いていると、「ああ、この子は復習が機能していて
しっかり身についている」ということを実感し、
私の指導を超えた子どもたちの自立学習は
そういったところににじみ出て来ますし、
はっきりと試験や小テストの結果として
あらわれてきます。
私の判断、予測を超える、そういった
状況も徐々に増えてきており、
過去問演習期に突入をする11月後期が
楽しみになってきています。