神へ責任転嫁するな
2018.11.15 08:00
「神はなんでこんな試練を与えるんだ・・・」
「・・・神も仏もいない」
「神に見放された。。。」
人は難題を前にし、絶望の縁に追い込まれて希望が見いだせないとき、それを人間の創造主である神のせいにする。
そして、よく発するセリフが一文目の「神はなぜ私にこんな試練を・・・」という決まり文句。
こんな失礼で自分勝手なことを言う者は、霊的知識無知で救い用のない悲惨な人だ。
頭を抱えるほどの試練・・・。それは神が用意した課題ではない。
その人自身が霊界にいた頃、自らの意志で計画した既に決まっていた試練。
または、それ以前に悪い種を蒔いたため、悪果として刈り取っているだけのこと。
どちらにせよ、”自業自得”なのです。
なのに、自分を生んでくれた神へ責任を擦り付けるなど呆れてものが言えない。
この世は”因果の法則”を軸に廻っている。
善果でも悪果でも、自分で蒔いた種なのだから、それを取る資格があるのは他でもない自分自身。
そこに神が介入することはない。
よって、試練は神が与えるのではなく、自分で創っているのだ。
このことを肝に命じて、金輪際——神への不平不満、愚痴、泣き言、喚きごと、そして・・・責任転嫁をやめることだ。