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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

【記事をパクられて気付いた】人に真似されてこそ価値が上がる情報発信

2018.09.22 21:47

4,5年ほど前の話なんですが、

美容学生(もしくは美容師アシスタント)用に、美容理論のまとめサイトを作って、アフィリエイトで広告収入を得ていた事があった。



そこそこアクセスがあったので収入も小遣い程度にあったのですが、NYNY入社を機に更新をやめ、サイトも閉鎖したんです。

(今思えば閉鎖しなくても良かったかも...笑)



当時スマホで簡単に美容理論を学べるサイトやアプリが無かったので、当時アシスタント1年目や2年目用に美容理論の勉強に使えてすごく便利なサイトだったと思う。



でもその記事がある日突然、ある美容師さんにパクられたんです。


丸々コピペのブログを書かれて腹が立った


当時テキトーにいろんな美容師さんが書いてるブログを見まくっていたんですが、ある日関連で流れ着いたブログをたまたま見ていたら『あれ??』と思う記事があった。


数店舗もってる地方の経営者さんで、自社のスタッフに向けてのブログを書いていらしたんですが、どれも何処かで見たことある文章...


それもそのはず、僕が書いた美容理論の記事の丸パクリ(90%くらい)でビックリ!!


引用って感じではなく、コピペした文章にところどころ加筆して変えてる感じだったので、見つけた時は少し腹が立った。



『どーせパクるならLINK貼ってくれよ!!そして広告をクリックしてくれー!』


なんて思ってイライラしながらFBのプロフ画面をスクショ。(←今でも残ってる笑)

別にその人に警告も何もしませんでしたが、年上の経営者さんでFB上ではスタッフに慕われてる様子だっただけになんかガッカリでした。(←というか嫉妬ww)



どうせなら人にパクられる発信をする!と開き直った



その時は腹が立ったんですが、時間が経って色々と経過を見ていると(その後もパクリブログは更新され続けていた)、なんだか逆に嬉しくなってきた


『人にパクられるって事は、それだけ良い記事(文章)なのでは...??』



参考にされる、真似をされる、という事は少なくともその人にとって〝見本になる〟という証拠かもしれない。そう思うと、自分がサイトを更新する意欲が湧いてきて、他のサイトやブログの更新もさらに楽しくなってきたんです。



よくよく考えると、自分が読んだ本の一節などを軽く引用してブログに書く事とか、結構だれでもあるかもしれない。

そこにいちいち著者名とか入れてないし(多分)、語尾が少し変わればもうそれは自分の言葉みたいなもんなのかも(あとはモラルの問題)。


この辺って人によって解釈とかリテラシーの部分なんで、少し難しい問題ではありますよね。


むしろどんどんパクって、どんどん成長する


さすがに撮影した写真や著作権のある画像を無断で使用すると怒られるし、記事の文章にも著作権があるのでもちろんご法度ですが、『人の真似をする』というのはどんどんやれば良いと思う。



今思えば、成功している、もしくは自分の前を走っている人の真似をして走らない限り、いつまで経っても走るスピードは遅いままなんです。

それならフォームを完コピしてタイムを上げてから、オリジナルを入れても問題はないと僕は思ってます。

(やはりこれもモラルとリテラシーの問題ではありますが...)



カットの理論でも、再来の仕組みでも、経営の手法やシステムにしても、結局誰かのパクリと言えばパクリだし、勉強したものだと言えばそれは『オリジナル』かもしれない。



初めからオリジナルでやって結局、中途半端な結果に終わってしまうのであれば、むしろ真似できる方が良い。

(真似する方がほとんどの場合難しい)



よく『辞めたスタッフが、元いたサロンのマニュアルや手法を丸々パクってる』という話も聞きますが、その辞めたスタッフにとって元サロンのマニュアルが最高のものだったんだと思えば、教えた甲斐がありますよね。



無料でネット上に出回っているものは、人に真似されてなんぼ。

真似されたくない本当に貴重な情報はネットには出回りにくい。もしくは有料のコミュニティの中にある。


というか更に言うと、

真似したくても真似できないレベルのものこそ、本当に価値がある。

誰でも真似して成果が出てしまうものというのは、今の時代、小銭稼ぎ程度のモノでしかなく、成功の本質でないものが多いです。


表面上だけ真似をできても、それまで積み重ねてきた過程がないと成果までは真似できない。そんなもんだと思います。




ただやっぱり最後に一言、


これはあくまで僕個人の意見なので、殆どの人はパクられると気を悪くすると思いますので気をつけてww


発信する側も、受け取る側も、お互い気持ちよく情報を活用していきたいものですね。