金利100倍!?普通預金口座の選び方
執筆者:小山英斗
皆さんはどこの銀行を利用していますか?
銀行に口座を開くとき、必ずこの普通預金を開設すると思いますが、普通預金の金利って意識したことありますか?金利を意識して口座を開設する銀行を選んでいますか?
低金利の時代と言われる今、普通預金の金利はほとんどゼロともいえるぐらい低い金利です。現在の大手銀行の普通預金金利は以下の通りです。
三菱UFJ銀行 0.001%
みずほ銀行 0.001%
三井住友銀行 0.001%
ゆうちょ銀行 0.001%(通常貯金)
おしなべて0.001%。百万円を1年間預けても、税金が引かれた後の利息はなんと約8円です。ATMの時間外手数料108円の足しにもなりません。。。
そんな中、ネット銀行や一部の銀行では条件によって大手銀行の100倍もの普通預金金利をつけているところがあります。
東京スター銀行 0.1%
条件:東京スター銀行の普通預金口座を給与振込先にしていること
イオン銀行 0.1% - 0.12%
条件:様々な条件があるが、一例としては以下を満たしている場合0.1%が適用。
・イオンカードセレクトのクレジットカードを持っている
・インターネットバンキングの登録がある
・給与の受け取りがある
楽天銀行 0.1%
条件:楽天証券にも口座があり、マネーブリッジ設定がされている
0.1%って上記大手銀行の0.001%に対して実に100倍です!
百万円を1年間預けると、税金が引かれた後の利息は約800円です。
各行、普通預金金利が0.1%となるためにはそれぞれ条件がありますが、その条件のためになにか費用が発生することはありません。またATMでの引き出しもそれぞれ条件や回数に制限はありますが無料で引き出しをすることも可能です。振込手数料も条件によってはこちらも回数に制限がありますが無料で利用することも可能です。
定期預金のような貯蓄目的の口座と違い、普通預金口座はお財布代わりや決済目的に利用されている人がほとんどかと思います。それでも低金利の今、なかには上記のように大手銀行と比べて100倍も利息がつく銀行がありますから、決済用口座として口座開設する銀行を選ぶときに選択肢のひとつにされてはいかがでしょうか?なにせ、手間は最初に銀行の普通預金口座を開設するときに条件も一緒に満たせしてしまえば、あとはなんの手間いらずに0.1%の金利がつきますから。
未来が見えるね研究所 代表 小山英斗