LIFE Size Blog

🇳🇵ヒマラヤほどの、消しゴム1つ🏔

2018.09.24 00:00


ナマステー


ポカラでは一瞬でヒマラヤにガツンとされたので、迷わずヒマラヤ山脈のトレッキングへ。




ポカラという街はカトマンズから飛行機で30分。陸路では7時間。


フェワ湖という湖があり、レイクサイドが繁華街。




天気が良ければアンナプルナやマチャプチャレなどのヒマラヤ山脈が見れます。

ポカラ自体の標高は800mほどで、カトマンズより低い。



800mから見る8000m級の山はめちゃくちゃ大きい。神々しい。というか、そこに神様いますよね。



時間があればアンナプルナのベースキャンプ(4130m)まで行きたかったけど今回は4-5日でいけるルートでプーンヒルpoonhillを目指しました。



エベレストはカトマンズからルクラという街に飛んで行き、そこからナムチェという街の方へ進んで行きます。

なんならエベレストベースキャンプに行きたかったけど。。。


ルクラにある空港はテンジンヒラリー空港と言って、山の斜面に作られた、世界一危険と言われる空港があります。


ただ、霧などで飛ばないことがよくあるので、仕事に戻れないのは困るので、今回は見送ってアンナプルナ方面(西側)にきました。


あまりわかりやすいプーンヒルへの解説が無かったので、簡単にご紹介。



TIMSとアンナプルナ保護区入域証


そもそも、登るためには許可証が必要です。

アンナプルナの山域は、TIMSとACAEP(アンナプルナ保護区入域証)が必要です。


ガイドやポーターを旅行会社を通して雇う場合は、おそらく旅行会社が代行で取得してくれます。


自身で取得する場合は、レイクサイド南にあるネパール観光局(NTB)にある事務所で2種の許可証を取得可能です。

(それぞれTIMS 2000Rs、ACAEP 2260Rs、1Rs≒1円)


2枚ずつ写真が必要です。多分パスポートサイズ。

街のそこら中にPHOTO PRINTとかCOPYみたいな店がたくさんあるので撮ってもらいましょう。


持参してもいいですが、カトマンズで10枚300Rsで撮ってもらいました。調べるとその場で撮ってもらってる人もいるそうです。


予定道順や日程など必要事項を記入すれば

このように15分程度で許可証が作れます。



あとは、荷物についてだけど、

僕は釣り具とかテントとか、普通の旅行用品があったので荷物は13キロ+サブバックでかなり重たかった。


途中の村には水も食料も、割高だけど買えるし、最低限の水と行動食、防寒具、雨対策、靴があればきっと大丈夫。


ヒマラヤは水が豊富?だから、hotシャワーを浴びれるところもたくさん。そういう場合はタオルいるかも。

 

僕は3日風呂は入りませんでした。


僕がプーンヒルを目指したルートは、ナヤプルからのアクセス。




ナヤプルまではバスがバスターミナルから出てるらしいけど、朝も早いし時間かかるって話だったから、ホテルから予約。

2時間弱で2000Rs。


ここから先はヒレHilleという場所を目指して歩きます。またはジープが使えます。

人が集まれば相乗り出来るそうですが、僕は出来ず。2000-3000Rsでの個人チャーターは拒否しました。




ただ、僕は運良く、途中まで走ってるバスに声かけたら乗せてもらえて、そのあとは現地の人の車に乗せて貰えたので(お気持ち払いました)昼にはヒレHilleにつきました。



一般的には1日目はUreliで1泊しますが、日程的な余裕もあまりなく、普段登山で鍛えた健脚ぶりを発揮して初日に、本来2泊目にするはずのゴレパニGorepaniまで歩きました。




多分ポカラを7-8時くらいに出て、ヒレまでジープを使わないと、日が出てるうちのゴレパニは結構しんどいと思います。


僕は休憩しつつでしたが、18時くらいにつきあたりは暗くなりだしていました。危ない危ない。




ここまでくれば、プーンヒルまで約1時間。

早朝アタックして今回の目的地です。


宿はというと、1泊500Rsほどと、そこでご飯を食べる暗黙の了解があるけど、一食1000Rs弱。




布団もあり快適です。

これだとテン泊するメリットがありません。


ちなみに、ガイドなしでも道は迷いませんでした。maps.meがあれば現在地わかるし、このアプリはかなり有能で、登山道も書いてあってありがたい。



それよりポーター(荷物運び)を雇えば相当楽かな。こんな感じで頑張ってくれるらしい。




翌朝のプーンヒルへは4:45に宿を出てアタックしました。

1時間ほどでプーンヒルpoonhillです。


プーンヒルpoonhill


何と言っても世界一のヒマラヤ山脈。




写真じゃなかなか伝わらないと思いますが、本当に神様がそこにいる感じ。というか居る。在る。



左から

ニルギリNilgiri 6940m

アンナプルナⅠ AnnapurnaⅠ 8091m

アンナプルナサウス AnnapurnaSouth 7219m

ヒウンチュリHiunchuli 6441m

マチャプチャレ Machhapuchhare 6993m

こっちもある。


寒いねっていいながら、チャイで暖まりながらみる山は涙ものです。(1人で) 


 

この後は存分にヒマラヤを感じたあと、Gorepaniの宿に戻ってご飯を食べて歩き出します。


行きと同じルートでもいいですが、あまり展望がないので、僕はこのルートで帰りました。



一般的にはタダパニTadapaniで1泊します。

がここも通り過ぎてガンドルンGhandrungまで行きました。ガンドルンはグルン族がいます。


ゴレパニを9時か10時頃に出ましたが、ガンドルンに着いたのはもう夕方〜夜手前。


一応テントを持ってきていたので、

結構無意味にテン泊した。



中途半端にシュラフ持ってこないという奇行を取っていたので、バックパックに足突っ込んであるだけの服着て寝ました。


しかも雨で最悪でしたが、

さすがnorthfaceのテント、いい働きしました。

ほんとならヒマラヤビューのテン場になるはずが。。


雨があるから晴れの良さがわかるものです。



お世話になったおばちゃんと




作ってくれたダルバート(ネパールの定食みたいな)




僕のことをsunとかbabyとか呼んでくれていて、なんだかあったかかったです。


そんなことで、翌日は雨だったけど、止む気配がないので雨の中、キムチェKimcheまで歩きました。


ガンドルンからネパーリーが一緒についてきてくれたので、その人と相乗りジープやらお願いして帰った。




ポカラまで600Rs

あとはなぜかこの人の実家や家にいって家族に会ったりした。何故?




ただ、牛がいたり、野菜育ててたり、素敵な生活だなと思った。普通に家族がいて、近所の人とはみんな知り合い。


歩いてても、ジープでも、どこでも、初対面の人とまるで知り合いのように普通に話し出す。


なんだろう、日本ではあまり感じないこの感覚。。

僕たちが学ぶものは沢山あります。



4泊くらいのところを2泊で行ったので、日が出ていた時間は極力移動してた感じです。

ゆっくりがオススメです。が、このコースであれば多分高山病は平気。



ひょんかんじで、よくわからないこと、不確定で不明な要素が多々ありましたが、なんとなく安全に、なんとなく無難に目標達成できました。



まぁ旅ってそういうものなのかな。

でも意外と計算高くて、読みがいいからっていうのもあるけど。。笑



最終日は国際山岳博物館。

まぁまぁ見応えあり。


あとはタシリン チベット村。



何故かチベット村なのに

カーリー(パールバティの化身)とシヴァ。

パールバティとシヴァは夫婦で、シヴァは破壊神なのだけど。

戦いに勝った狂ったカーリー(パールバティ)が踊り出して、あまりの激しさに地球が壊れそうになってしまったため、破壊神であるはずのシヴァが下で踏まれて緩衝して世界を救ったっていうとんでもエピソードの像。だと思われる。


インド神話は結構おかしい。


ついでにネパールの宗教。

大半がヒンドゥー教81%、あとは仏教と9%、イスラム教4.4%。

仏教といってもヒンドゥー教の影響でカーストがあるネワール仏教だったり、シェルパなどはチベット仏教もあったり、元々ある土着信仰と混ざったり、影響を受けたりでわかりにくいです。。。

でもそんなこんなだから、ネパールには330万の神様がいると言われている!らしい。

まさに神々の国。


でもヒンドゥー教についてだけど、(ここからはただの趣味のメモ)


叙事詩 プラーナ神話という神話は

二大叙事詩のマハーバーラタMahābhārataと、ラーマーヤナRāmāyaṇaから成る神話体系。

プラーナ神話は現代のヒンドゥー教の原点の神話なので、1番メジャーな神話といえる。


その神話の中で三神一体の


創造神ブラフマー


維持神ヴィシュヌ


破壊神シヴァ


その奥さんのパールバティがとか、ガネーシャがとか話をすると長くなってしまいます。


ただ、インド神話は宗派で都合のいい様に解釈を変えたり、話をまとめたりしたりしており、かといって間違っていても内容を修正するということもなく、それぞれがそれぞれの神話を抱えていたので、同じ神でもいろんな話が増えていったらしい。


それがインドっぽくもあり、面白さっていうことなのかな。よくわからない、でいいものだと思う。


最後に


前記事で幸せとはみたいなポエムっぽいことをしたけど、最近見た映画でも旅をして、なにが幸せかを探してるのがありまして。


まぁほんとどうでもいいけど、まぁそうだなと思うものもあったから、そのままコピペしとこう。


時として幸せとは すべてを知りすぎないこと

<Sometimes Happiness is not Knowing The WHOLE STORY>


恐怖は幸せを阻害するもの

<Fear is an Impediment to  Happiness>


不幸を避けるのが 幸福への道ではない

<Avoiding Unhappiness…is not The Road to Happiness>


幸せとは 天職に就くこと

<Happiness is Answering Your Calling>


比較すると幸せは台なしになる

<Making Comparisons can Spoil Your Happiness>


幸せとは、ありのままの姿で愛されること

<Happiness is Being Loved for Who You Are>


幸せとは 心底 生きてる実感を味わうこと

<Happiness is Feeling Completely Alive>


過去は懐かしい だが戻らない

<Nostalgia is not what it used to be>



ということでした。

当たり前といえば当たり前ですけど。。

言葉だけではなくて、経験から実感できるととても良いですね。



結構当たり前を忘れがち。

実は生きてるだけでとてもありがたい。

周りに人がいるのはとてもありがたい。


大事なものは少ない、片手で数えられるくらい〜


ネパールの人たちや、みてて心があったまる人はたちは、そういうところをわかっていそう(な感じがする)。


綺麗事だけじゃ生きていけない世の中ですが、、。

最後は最近好きな言葉でお別れです。

オレのこの先の人生どうなるの?



世界を見よう

"TO SEE THE WORLD, 

危険でも立ち向かおう

THINGS DANGEROUS TO COME TO,

壁の裏側を覗こう

TO SEE BEHIND WALLS, 

もっと近づこう

TO DRAW CLOSER,

お互いを知ろう、そして感じよう

TO FIND EACH OTHER AND TO FEEL.

それが人生の目的だから

THAT IS THE PURPOSE OF LIFE."



YAHMAN

2018.9.24 Nepal🇳🇵→Japan🇯🇵