時代変われば言葉も変わる。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。寒くなりつつある今日この頃、生命の気配が次第に隠れ始めていると感じます。物寂しくありつつも、噛みついてくる虫達は眠り始めていますので、安心感も覚えている次第です。
今回は、イエローマーリンにて研修中の内牧が執筆を務めさせて頂きます。宜しくお願い致します。
ご挨拶もほどほどに、ちょっとした雑学をお話していきたいと思います。私は福祉の学校を出てきた身ですので、ちょうどブログに書いても問題なさそうな話題がいくつかあるのです。
今回の話題は”障がい”という言葉について。この時点で違和感を持たれた方はいますでしょうか?そう、”障害”と漢字で書いておりません。福祉の学校に通ったりですとか、少なからず知っている方も多いと思います。
要するに、「”社会の害になる人間”というイメージがあるから使わないようにしましょう」という事です。私としては、初めて聞いた時に「そんな受け取り方をする人がいるの?信じられない」と思ったぐらいですが、そういった考え方も出てくるほどに、現在の障がいに対する意識は配慮や尊重が重視されたものになっています。
とはいえ、今日では発達障害の様にこれまで発見されていなかった障がいの存在が明らかになったり、社会全体で障がい者差別を撤廃しようとする運動が起こっており、障がい者を受け入れる社会が作られつつあります。むしろ前向きな時代です。
言葉は特別な存在だと思います。ですので、”障害”から”障がい”に変わった背景には何があるのか、と。こんな些細な事からも、時代の変化や人々の考え方の移ろいを感じる事が出来るのではないかと考えた次第です。
あまり長くなるといけませんので、以上とさせて頂きたく思います。少しでも「面白い」と思って頂ければ幸いです。ありがとうございました。
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