公式テキストと公式問題集だけで合格射程圏 ビジネス実務法務検定３級

ビジネス実務法務検定の人気の高まりの理由の一つに「勉強のしやすさ」が挙げられるだろうと思います。

とりわけビジネス実務法務検定３級に関しては、東京商工会議所から出ている公式テキストと公式問題集をによる独習（独学）で十分合格を射程に収めることがでます。

この公式テキストと公式問題集は、試験対策教材としてとてもよく出来ています。

試験実施機関の刊行する「公式」教材の中には、内容が薄く説明も難解で教材としての価値は粗悪であるにも関わらず、値段だけはやたらに高価であるという「受験者泣かせ」の公式テキストや公式問題集も少なからず見受けられます。そんな中にあって、東京商工会議所の編纂によるこの公式テキスト・公式問題集は、秀逸であると言えます。

公式テキスト＆問題集で出題範囲の全体が網羅されていますし、出題される可能性の高い条文や事項、法律用語は太字や色文字でハイライトされています。また全体に色数やイラストの少ない落ち着いたレイアウトです。

問題集の解答・解説がわかりやすく丁寧に記述されています。これは独習者にとって殊更に重要です。

さて、この２冊を活用した勉強法ですが、「問題集先行」の勉強をお勧めします。

以下のステップで勉強を進めます。

①公式問題集の問題を１題解きます

②答えあわせをしますが、正答できなかった問題について、解答・解説の「解説」を熟読します。

③問題集には、公式テキスト上の該当ページが記されていますので、１問ごとに、テキストの該当ページを精読します。これは、正答できた問題についても、正答できなかった問題についても、同様に行います。

①～③を繰り返します。

勉強法についてはさらに別の記事で取り上げます。

公式問題集と公式テキストを組み合わせた独習により、法律を始めて学ぶ人でも、十分合格を狙えます。少しでも法律に興味のある社会人であれば、トライする価値のある試験と言えます。