「切望する・引く手あまた」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
プロ野球の日本シリーズも終わって契約交渉などが行われています。
海の向こうメジャーリーグでは大谷翔平選手がどのチームと契約するか話題になっています。
多くのチームが彼を切望していますが、この「切望する」を英語で言うと?
「切望する」=“covet”(カヴィットゥ)
例1:
“Many teams covet Shohei Ohtani.”
「多くのチームは大谷翔平選手を切望している。」
例2:
“When I was a kid, I coveted to become an MLB player.”
「私は子供の時にメジャーリーガーになる事を切望していました。」
“‘want’と何が違うの?”
普段“want”の方をよく目にすると思いますが、“欲しがる”という度合いで言うと“covet”の方が圧倒的に高いです。
あと“covet”は時に“他の人が所有しているものを切望する”や“尋常じゃないくらい切望する”という意味でも用いられます。
大谷選手の場合は現時点ではエンジェルスに所属(他人のもの)しており、彼の活躍や将来の可能性を考えると他チームは喉から手が出るほど(尋常じゃないくらい)欲しいので、使い方によってはちゃんとポジティブな意味合いとなります。
多くの人などから欲しがられている事を「引く手あまた」と言いますね。
この「引く手あまた」を英語で言うと?
「引く手あまた」=“coveted”(米:カヴァティドゥ、英:カヴィティドゥ)
例:
“I think it's safe to say that Shohei Ohtani is the most coveted player.”
「大谷翔平選手が最も引く手あまたの選手と言っても差し支えないでしょう。」
“covet”は動詞なので“ed”を付けると「切望した」という過去形になります。
動詞に“ed”を付けると過去形になる場合もあれば形容詞へと変化するものもあります。
例えば先ほどの“want”(欲しい)は“wanted”は「欲しかった」という過去形にもなりますし「指名手配の」という形容詞でも使います。(“wanted list”=「指名手配リスト」)
オリックス・バファローズの山本由伸選手がポスティング制度を利用してメジャー移籍を模索しているみたいですね。
メジャーリーグの公式YouTubeチャンネルで“coveted”を使って彼のWBCの活躍場面を載せています。
“Coveted free agent Yoshinobu Yamamoto is NASTY on the mound! Who lands the former NPB star?”
「引く手あまたの山本由伸選手のエグい投球集!彼を獲得出来るのはどのチーム?」
↑“nasty”は「汚い・不快な」と言った意味ですが、日本語でも「ヤバい」などが良くも悪くも用いられるように、ここでは良い意味です。
そしてそこだけ全部大文字になっているのは強調しているからです。
山本選手にしろ大谷選手にしろ、日本選手がメジャーリーグで活躍する姿を来年も観られますように!(もちろん私が応援しているチーム以外との対戦でw)
関連記事:
“「切望する」を英語で言うと?”(こちらはネガティブなニュアンスはない)
Have a wonderful morning