算数総合テスト。

4年生は、算数総合テストでした。

点数だけでなく、途中経過をどう

解いたのか、までもを見て、

評価をさせていただいています。

結果が間違ってなくとも

プロセスをきちんと授業の内容に

即して仕上げているならば

とりあえずはいいですが、

全くズレた解き方をしている場合、

それは単に、試験範囲の学習を、

できるとたかを括って

やっていなかっただけ。

前者の子は伸びますが、

後者の子は今後もなかなか

伸びにくいです。

点数の高低ではなく、

内容の方が重要です。

なんのために、テスト範囲を出し、

解いておいてほしいプリントを配布しているか。

それは、意図を理解して

取り組むという基本姿勢を

身につけてほしいからです。

ゼロベースできちんと全てに

取り組む、ということを

まずは実践してほしいです。

意図したことが身についているかを

測定するのが総合テストであり、

素の実力を測るのが目的では

ありません。

点数が高くても、授業で意図した技術が

身についてないならば、それは

評価に値しませんし、

点数が低くても、努力し、わたしの

意図したことを身につけているならば

評価に値します。

それは、わたしの思うようにしたいから、

ということではなく、その技術を使って、

上の学年の学問が成り立つからであり、

基本が身についてなければ

応用で必ずつまずくからです。

体系全体を俯瞰して、必要なことを

身につけてもらうために、

試験範囲については結構限定的に

指定をして取り組んでもらってます。

是非、お子さんの解答跡を見て、

点数だけではなく、解説とのズレを

見てあげてください。

正答していても怪しい、

不正解でもプロセスが正しい、など、

色々なことが見えてくると思います。