CBDと睡眠への効果
お客様やCBD使用者の方から、よく「眠れるようになった」という感想を聞きますが逆に「目がさえる」・「寝起きが良い」という意見も聞きます。
使用方法や摂取量によってその効果は違ってくるのでしょうか?
また、症状の個人差による効果の違いについても調べてみました。
不眠
不眠症は日本人の20%が抱えていると言われている病で、珍しい症状ではありませんが、数日間、眠れない、眠りが浅い日が続くと、体が思うように動かない、疲労感・立ちくらみ・痙攣、集中力低下などいろんな症状に悩まされることになります。
もちろんそんな状態で仕事をしても効率は全く上がりません。
主な症状としては、
・ストレス、不安、うつ症状
・パソコンや携帯画面の見過ぎ
・薬の副作用
・カフェイン、ニコチン、アルコールの過度摂取
・室温やパートナーのいびき
があげられます。
生活習慣の改善
寝る1時間ほど前から瞑想やストレッチをして、精神と体を整えるという方法や、日頃から携帯を使いすぎない、ニコチン、アルコールなどを控えるという方法もあるでしょうけど、仕事ややむおえない理由で制限できない人もいるでしょう。
そんな時に頼りがちなのが、「睡眠薬」ですが、こちらは副作用がひどく、めまい、感覚混乱、中毒、集中力障害が出て、運転中の事故に繋がる恐れがあります。
「葉酸」(春菊などに豊富に含まれる)を食事に積極的に取り入れるという方法も!
葉酸はビタミンBが豊富で、ストレスや不安を軽減させる働きがあるのです。
CBDと睡眠
CBDオイルが持つ、精神リラックスや、不安を取り除く作用が不眠症に悩む人へ効果があるのではないかと考えられています。
不眠症の原因の大部分は、何らかのストレスや不安。
だからこそCBDの鎮痛効果や神経保護作用が注目されているのです。
ストレスや不安といった症状を緩和することも、間違いなく質の良い睡眠と関係があります。
CBDで不眠の原因となる不安やストレスを取り除くことで、眠りにつきやすくなります。
実際に、不眠症の人がCBDオイルを試してみて、効果があったという方もたいへん多くいらっしゃいます。
摂取量によっては眠れない?!
低量摂取した場合は、実は動物実験でラットにおいて活性効果があったと報告されています。
逆に、CBDを体重の1kgあたり10-40mg摂取した場合は、睡眠を促進する傾向があったそうです。
2013年にジャーナル・オブ・サイコファーマコロジー誌に発表された研究によると、より高用量のCBDを投与されたラットの間では「全体的な睡眠率」が大幅に増加しました。しかし、2006年の研究では、研究期間中に、微量のCBDを投与されたラットは睡眠時間がより短く、より長時間起きていたことが分かっています。
人体実験でも同じことが言えます。
2015年に業界誌ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)誌は、医療用途に関するカンナビノイドの潜在的なメリットについて複数の興味深い結論に達する概説を発表。
6000人以上の被験者が関与した79件の臨床試験からの証拠を評価した結果、著者らは次のように結論づけました。「カンナビノイドが化学療法に伴う吐き気・嘔吐、 HIV感染における体重増加、睡眠障害、トゥレット障害の改善に関係していることを示す証拠がありました」
さらに、CBDを1日あたり600mg摂取すると、より長時間の睡眠が可能という研究結果もあります。
比較的低量(1日あたり160mg)でも、入眠や睡眠の維持を困難としている被験者において睡眠時間がより長くなります。
CBDオイルには、精神を安定させる働きもあります。使っている方の中には、「使用後眠くなる」なんて人もいますし、「逆にスッキリ頭が冴える」という方もいます。
それは、容量による違いです。
睡眠障害の自覚がある人は、高濃度なら1日160mg、低濃度のリキッドやオイルなら600mgを目安に就寝前に摂取してみてください。