2023年度スタートにあたっての会長からのご挨拶 -- JIMUC News 8/21/2023
◆◆◆Japan IBM Middleware User Community(JIMUC) News 2023.8.21◆◆◆
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目次
・2023年度スタートにあたっての会長からのご挨拶
・JIMUC 総会の開催報告
・2022年度分科会参加者募集
・IBMセミナーのご紹介
・JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)
・今後のJIMUC 関連イベントの予定
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(JIMUC News は JIMUC メンバー全員に BCC (J1)でお送りしています。)
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■2023年度スタートにあたっての会長からのご挨拶
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JIMUC 会員の皆様へ
2023年度の JIMUC の活動がスタートしました。
先日の総会にてご承認いただきました通り、新たな役員の方にも加わって頂き、今年度も活発なJIMUC 活動を目指して取組んで参りますので、皆様の積極的なご参加・ご支援を宜しくお願い致します。
各種活動は、コロナの5類への移行もあり、ハイブリットでの開催が主体となると思われますが、それぞれの利点を最大限に活用してまいりましょう。
延び延びとなっております「20周年記念イベント」は、実現に向けて検討してまいりたいと思っております。
引き続き、IBM 様との連携もより密にして、以下を合言葉にユーザ会を進めて参りましょう。
・会員様に役立つ活動
・ビジネスに貢献するハイブリット・クラウド
・日本の社会に貢献する IT 基盤
・参加して楽しい JIMUC
何卒、宜しくお願い申しあげます。
JIMUC 会長 黒沢 三智也
■JIMUC 総会の開催報告
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2023年度の総会を7月21日(金)午後にハイブリッド形式で開催いたしました。
JIMUCの会員 20社 45名、IBM 6名、その他 3名 合計 54名の参加でした。SOLPAC 様の教室からの参加は24名でした。
どのセッションも大変興味深い内容で、参加の皆様のお役に立ったと思います。
「2022 年度JIMUC 活動概要報告」では、黒沢会長から2022年7月からの1年間の主な活動を説明いただき、JIMUCの活動に貢献された6名の方々に貢献賞が授与されました。
受賞された皆様おめでとうございます。今後もJIMUC への積極的な活動をお願いします。
<先進IT運用管理分科会>
西尾 新司 様 (エヌアイシー・ソフト株式会社)
辻 哲治 様 (エヌアイシー・ソフト株式会社)
宮城 隼人 様 (コベルコシステム株式会社)
<API & Watson ナレッジベース分科会>
増田 はるか様 (エレメンタムコンサルティング)
江澤 美保 様 (株式会社クレスコ)
細田 和憲 様 (株式会社ソルパック)
2023年度の役員は下記の方々が継続してくださることになりました。本年度もご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
会長 黒沢 三智也 様 (三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)
副会長 川居 洋志 様 (日本情報通信株式会社)
副会長 増田 和紀 様 (エレメンタムコンサルティングLLC)
理事 添田 兼民 様 (エヌアイシー・ソフト株式会社)
理事 中村 聡 様 (株式会社NTTデータビジネスシステムズ)
理事 石川 忠宏 様 (日本オプロ株式会社)
理事 戸塚 勝巳 様 (株式会社サン・プランニング・システムズ)
理事 海塩 晋史 様 (株式会社 ソルパック)
理事 加藤 勇 様 (株式会社VITA)
理事 高橋 渉 様 (三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)(新任)
理事 江戸 栄一 様 (リコーITソリューションズ株式会社)
監査 渡辺 仙吉 様 (日本アイ・ビー・エム株式会社)
2015年から理事として JIMUC をご支援くださった田崎 雅之 様(SCSK株式会社)と佐々木 光明 様(クレスコ・イー・ソリューション株式会社)は2022年度末に理事を退任されることになりました。長年のご支援感謝いたします。高橋 渉様が新たに理事に就任されました。
黒沢様の説明の後、Global の AIOps & Management のコミュニティー・リーダーの Veeramani Nambi 氏が皆様にご挨拶しました。JIMUC の活動は Global でも高く評価されていて皆様に感謝するとともに、今後も皆様のお役に立つよう自分も頑張りたいとのことでした。
IBM 小山氏による「watsonx 最新情報」のセッションでは、ビジネスのための AI 活用を加速するプラットフォームである watsonx.ai, watsonx.data, watsonx.governance が解説されました。Watson Discovery, Watson Assistant, NeurlSeek (IBM の外部のベンダーから提供されるサード・パーティー製品)を使ったデモ(企業の独自文書から質問に対する回答を自動生成する)を紹介して頂きました。
先進IT運用管理分科会は3つのサブグループに別れて活動をスタートしましたが、Kubernees/OpenShift は後半メンバーが集まれなくなったことから活動を休止しました。AIOps と Instana サブグループはテスト環境で機能を学習した結果を説明しました。
API & Watson ナレッジベース分科会は、2016年から Watson 中心に研究してきた積み上げの成果を解説しました。年初からは ChatGPT が話題になったことから、テキスト生成AIを使った経験なども共有していることを話しました。
日本オペレーションズ・リサーチ学会会長の山上様の「脱炭素技術が導く限界コストゼロ社会」のセッションでは、世界は再生可能エネルギーにシフトしているのに、日本は日射量や風力に恵まれないことから再生可能エネルギーのコストが高く、再生可能エネルギーへのシフトが遅れているという事実を再認識しました。
「寸劇:運用現場のあるあるはこう変わる!」では、湘南のマリーンスポーツ店のECサイトでのパフォーマンス問題を題材に Instana 導入の Before/After を楽しく紹介しました。
4年振りのお店での懇親会には20名の方が参加して下さり、笑顔あふれる楽しい会になりました。
アンケートには28名の方が回答してくださいました。
総会全体の満足度は91.96点、各セッションの満足度も88.46点~92.05点と高く評価いただきました。
主なコメントを以下に紹介します。
[ 総会全体 ]
・それぞれ何ができるか、またメリットデメリットについて記載がされており、わかりやすくかった。
・今回の発表をお聞きし、運用に役立てるものや意識すべきことなど改めて新しい技術の必要性など感じることが出来ました。有難うございます。
・最新製品情報、分科会活動報告、特別講演は、いつも楽しみにしております。
[ watsonx の最新情報 ]
・これまでのセミナーで聞いたことのない話でしたのでとても興味深く聞かせていただきました。
・watsonx に関する動向は日々追っているのでGA後の良いタイミングで聞けた。GA後、現在日本でもPoCなどが行われているのかが気になる。
・watsonx に期待しています。
[ 先進IT 運用管理分科会 活動報告 ]
・ Instana、AIOpsと1年の活動成果を皆さんお披露目することができ、素晴らしいと思います。来年度の研究活動についても期待しています。
・AIOps Insights のαテストプログラム参加についても素晴らしい活動だと思います。
[ API & Watson ナレッジベース分科会 活動報告 ]
・ 貴重な研究を結果を聞くことができて感謝しております。フィルターを増やすことによって精度が下がるというのは驚きました。 ChatGPT 登場によって辞書を作成する必要がなくなって研究活動の変更を行わなければいけないのは時代が変わったのを感じました。 来年度の活動も期待しています。
・Watson だけでなく生成系AIの実際の検証に基づいた特性からビジネスでの活用のヒントまで伺えて、内容的にも面白く、同時に後発でソリューションを提供する弊社としては大変考えさせられるセッションでした。有難うございました。
[ 脱炭素技術が導く限界コストゼロ社会 ]
・もっと詳しくお話を聞きたかったです。面白かったです。
・特に興味深い内容でした。未来を暗示しているようで、パラダイムシフト前提で今後の方向性(企業、個人)を考える必要があると感じました。
・特別講演のお話しは、大変衝撃的でした。正確な情報を得ることが改めて重要であることも再認識しました。
[ 寸劇:運用現場のあるあるはこう変わる! ]
・寸劇が運用をイメージしやすくかつ楽しく視聴できました。
・INSTANA寸劇が大変楽しかったです。
・久し振りに学生気分になりました。皆様お疲れ様でした。
[ JIMUCの活動に関して ]
・非常に参考になる活動が毎回できている。今年度は我々も活動をグループに対してインプットする側になっていきたい。弊社は同業他社との交流が少ないのでこういった場は個人的には継続していきたいと思っている。
・いつも有益なイベントをありがとうございます。
・分科会をはじめ、精力的に活動していて、コミュニティ運営自体が素晴らしいと思います。今回はハイブリッド開催と一歩進んで、皆さんと交流もできたと思います。今後の活動が楽しみです。
[ セミナー全体や日程に関して ]
・久しぶりの対面でのJIMUC総会でしたが、非常に楽しみながら参加することができました。ただし、オンラインで参加しやすいメリットも大きいと思いますので、ハイブリットでの開催を続けていただきたいと思います。
・講師や会場前面部を撮影したカメラがひとつあると、オンラインでの臨場感も出て良いと思いました。今回はハイブリッド開催で事務局の皆様は大変苦労されたかと思いますが、臨機応変な対応も素晴らしかったです。
・今回、初めて JIMUC のセッションに参加させて頂きました。こんなにも多くの皆さんが IBM の製品・技術に関心を持って頂いていることが認識できて大変有意義な時間でした。今後も機会があれば、また参加させていただければと思います。
総会の資料は JIMUC Community サイトの ’Library’ タブの下の ‘Open Seminar’ フォルダーに掲載しています。
▼こちらです
https://ibm.biz/jimuc_home
■2023年度分科会参加者募集
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2023年度の分科会は今までの研究成果を基にさらなる研究をしますが、「API & Watsonナレッジベース分科会」は名称を「Watson 分科会」に変更します。
両分科会の活動内容は、担当役員や2022 年度の参加メンバーで話し合って大枠を決めていますが、2023年度の分科会に参加される方々と相談しながら詳細を決め、参加される方々に役立つ活動を展開します。
今までの研究内容も復習しながら進めるので新規に参加される方も安心してご参加ください。
多くの皆様の参加をお願いします。
[ 先進IT運用管理分科会 ]
先進IT運用管理分科会では、昨今のマルチクラウド/ハイブリッドクラウド需要に対して、運用管理の側面で今後必要になってくるサービスや技術の研究活動を行なっております。
2022年度までは IBM 社のサービス(Watson AIOps、Instanaなど)や k8s/OpenShift を中心に研究してきました。
今年度はメンバーの興味のあるテーマ(SevOne、Turbonomic、Flexera、Prometheusなど)を学習し、できるだけ短いスパンで発表して分科会全体の知識アップを図るとともに、年度の途中でも参加しやすいような進め方を目指したいと考えています。
また、DX推進のためには DevOps や SRE チームの必要性を技術以外の側面から議論し、「組織」や「文化」の観点からもアプローチしないと DX は実現できない、と言った提言も行っていきたいと考えます。
分科会は毎月第3木曜日 17:00-18:30 Web 会議で行います。(参加の皆様の都合の良い日時にしますので、変更の可能性があります。)
運用管理の側面から研究活動を皆様と一緒に行いたいと思いますので、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
9/21(木) 17:00-18:30 にキックオフ会議を Web 形式で開催します。
参加出来るかどうか分からないけれどもどのような分科会なのか知りたい、という方も遠慮なくご参加ください。
[ Watson 分科会 ]
私達は、2018年からWatson Discoveryに焦点を当てて、研究開発をして来ました。
国土交通省の事故情報を使い、車の名前と、事故の内容から、類似性に着眼し、事故原因を取り出すことをテーマとしました。
この間、単に Discovery の Query 機能を使うだけではなく、Knowledge Studio、Natural Language Understanding との連携も行いました。
さらには、テキストからの Filter 自動抽出等、技術をより深く掘り下げ、客観的にKPIで評価することを実施して来ました。
さて、この間、いわゆる AI を取り巻く環境は昨年の ChatGPT の登場により激変しました。
Chatbot や QA システムの構築、アプリケーションの連携なども、大規模言語モデル(LLM)の登場に私たちは衝撃を受けました。
IBM からもこの7月に watsonx がリリースされ、この動きに乗ろうとしています。
よって、私たちは、watsonx や従来型の Watson シリーズが、十分に LLM に対抗しうるものなのか、それとも、それに取って代わられてしまうものなのか、ここで客観的に見極める必要があります。
本年度の活動は、watsonx を含む、いわゆる従来型 Watson と、他社の LLM とを比較し、どちらにどのような強み、弱みあるかを評価することといたします。
9/20(水) 15:00-17:00 にキックオフ会議を Web 形式で開催します。
ご興味のある方、ぜひご参加ください。
★分科会お申込み方法
1) 名前、2) 会社名、3) 部署名、4) メールアドレス、5)分科会名を JIMUC 事務局 (cinami@globe.ocn.ne.jp) までお送りください。
■IBMセミナーのご紹介
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★8/22(火) 16:00-17:00【Automation】第2回AIOpsアップデートセミナー
第2回AIOpsアップデートセミナーはネットワークパフォーマンス管理製品であるIBM SevOne NPMについて、基礎的な概要からユースケース、どの様なお客様にご提案可能なのか、競合製品と比較した位置付けについてご説明いたします。ぜひこの機会にご参加ください!
なお、お申込先が変更になりました。お手数ですが、以下にお申し込みください。
お申込:https://survey.alchemer.com/s3/7466183/2023-8-22-Technology-AIOps
★8/25(金) 16:00-17:00【Cloud Platform】第8回IBM Cloud Technical Meetup 2023
IBM Cloudの最新動向や旬な事例をまとめてお届けするIBM Cloud Meetup。今回は、「AIためのインフラ IBM Cloud」と題して、IBM Cloudで稼動する基盤モデルとAIのためのクラウドネイティブ・スーパーコンピューター 「Vela」と、AI価値創造企業になるためにIBM社員がゼロ番目のクライアントとしてAI関連サービスを活用したClient zero事例紹介の二本立てでお届けします。
お申込:https://ibm.webex.com/webappng/sites/ibm/webinar/webinarSeries/register/5d13ec67f3a3445fa46570f01b375f6e
★8/31(木) 16:00-17:00【Data&AI】これでわかる!CP4D v4.7 アップデートセミナー
6月にCloud Pak for Data (CP4D)の最新Version 4.7がリリースされました。本セミナーでは技術面・ライセンス面のアップデートについて、押さえておくべき内容をポイントを絞って解説します。お客様にご説明する営業の方から構成作成を行う技術者の方まで幅広くお役に立てる内容を用意しておりますので、Data and AIビジネスに関わる方はぜひご参加下さい。
お申込:https://survey.alchemer.com/s3/7453141/2023-8-31-Technology-CP4D-v4-7-R
■JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)
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JIMUCのセミナーの資料共有や、予定しているセミナー・分科会の情報共有として、Global が提供している IBM Community 上に JIMUC のサイトを作成しています。
IBMID があればどなたでもアクセスできるので、JIMUC メンバーのみのアクセスではありません。外国人もアクセス可能なので、エントリーのタイトルなどは英語表記と日本語表記にしています。
'Library'タブ:JIMUC のセミナーや分科会活動成果を発表した資料を掲載
'Blogs'タブ:JIMUC News を掲載
'Events'タブ:JIMUC のイベント(セミナー/役員会/分科会)の予定を掲載
'Discussion'タブ:メンバー間で自由に利用
'Discussion'タブは皆様が情報交換や Q&A に利用できます。日本語で利用可能です。「IBM xxx のこの機能で xxx をしようとしているのだけれども、誰か方法を知っていますか?」など、お互いに経験やノウハウの共有の場として利用してください。
▼JIMUC Communityサイトはこちらです
https://ibm.biz/jimuc_home
左上の‘Join /Log in’ を選んで IBMIDとパスワードでアクセスしてください。
まだこのJIMUCサイトに登録されていない方はIBMID (メールアドレスです)でアカウント登録をしてください。
IBMID をまだお持ちでない場合は、IBMIDを作成するサイトに自動的に切り替わります。
■今後のJIMUC 関連イベントの予定
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★8/24 (木) 19:00-20:00 「第4 回 英語塾」
★9/14 (木) 19:00-20:00 「第5 回 英語塾」
★9/20 (水) 11:00-12:00 「JIMUC 役員会」
★9/20 (水) 15:00-17:00 「Watson 分科会」
★9/21 (木) 17:00-18:30 「先進IT運用管理分科会」
★9/28 (木) 19:00-20:00 「第6 回 英語塾」
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Japan IBM Middleware User Community (JIMUC) は研究会活動を円滑に行うため、個人情報を必要な範囲でご提供頂きます。会員の皆様にご提供頂いた個人情報は、ご本人(当該個人情報の主体をいいます。以下同じ。)の同意なく利用目的以外には利用致しません。
また、その他の目的で会員の皆様から個人情報をご提供頂く場合には、その都度、利用目的をお伝えしご本人の同意を得た上で個人情報を利用させて頂きます。
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