視察研修「大野城市」
2023年10月17日、私達の住むお隣でありながら団体としての交流が少なかった「大野城市」に視察研修に行ってきました。
お訪ねしましたのは「大野城共生ネットワーク」様。
行政との連携もしっかりとれており、子育て世代から、生き物保護団体、商工業者など
幅広い「男女共同参画社会」を願う団体が、なんと1154名も登録されている大きな団体です。
なかでも、多くの人が関わるからこそ、委員会の活動回数や時間帯なども考えられていたこと、仲間集めの声掛けなどは大変勉強になりました。
視察研修の日には、活動場所の「大野城まどかぴあ」館長の「林田スマ」様、行政にもご挨拶をいただき、館内を丁寧にご紹介いただきました。
館内で活動する団体は、手作りの壁新聞が多数貼られており、活動の見える化が
なされていました。
また、地域団体が活動しやすいよう、最新式の印刷機、ロッカー、パソコン、
ミーティングテーブルなどが使いやすく配置されていたのにも驚かされました。
想いだけでは市民のみで活動できないことも、行政との連携あってこそ実現することが
あるのだと感じました。
お昼は、お食事をいただきながらの交流会!
共に活動の悩みや成功事例などを語り合い、学びのランチ会となりました。
多くの団体が活動できている活気ある「大野城共生ネットワーク」様と、
これからはさらに近い関係となり、相談させていただいたり学ばせていただいたり
関係を深めていければと感じています。
午後は「大野城心のふるさと館」を訪問。 歴史と、まちと、人と、想いとー「つなぐ、つながる。」市民ミュージアムとして常設展や特別展・企画展が行われている建物です。
あらゆる柱などに小さな「名前の文字」が刻まれていました。 これは、開館前のPRもかねて
このふるさと館を盛り立てたい! という方々に寄付をいただき刻印されたもの。
そのようにすることで、市民が「この建物はわたしたちのもの!」という愛街精神が高まります。
様々な貴重な遺物を間近に見ることができる施設は、珍しいのではないでしょうか。
古いものを古く見せるのではなく、若い人にも歴史のロマンとして新しく目に飛び込むよう
キャッチ―な仕掛けが施され、素晴らしいミュージアムでした!
今年も、団体会員、個人会員の皆さんと沢山の学びを得た男女共同参画ネットワーク春日でした!