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天竜楽市

二年連続「農林水産大臣賞」受賞 「世界名茶大賞」受賞 カネタ太田園さんの茶園

2018.09.26 14:25

 二年連続「農林水産大臣賞」受賞 「世界名茶大賞」受賞 カネタ太田園さんの茶園を見学させて頂きました!

 霧深い山の斜面に開かれた茶畑は、標高、気候、土壌…茶葉にとって最高の環境が整っていますが、雨の日も晴れの日も…行き届いた管理を行なうことで世界最高峰の煎茶が育まれています。

 根底にあるのは…茶樹への心のこもった思いやり。 

 ここの茶園では、画像のように茶の木は至って生命力旺盛です。

 手摘みを前提とした畑では、機械摘みのようにカマボコ状に整えられていませんので、茶樹は奔放に芽を伸ばしているといった印象です。
 茶の木から力強さが伝わってきます。

 一年間、手塩にかけて育てられた茶樹は力強い大きな葉を繁茂させていきますが、収穫するのは、一年に一回一番先端の小さな二葉だけ。

 なお、「消毒」に関して…多くの人が誤解していると思いますが…摘んだ後の傷口をケアし、殺菌してあげることで、茶樹の健康を維持し、また来年の収穫に備えスクスクと育っていくのだそうです。

 風除けのネットや、寒さ対策の寒冷紗なども…茶樹が健康で元気にいられるためであり、そうすることで結果的に最高品質の茶葉が育まれるということなのでしょう。茶の木への愛情が感じられます。

 適切な時期に適切な量の有機資材が投入された土はフカフカでよく空気を含み、茶樹は存分に根を伸ばし、微生物などと共生する生態系が保たれています。

 畑だけでなく、周辺の環境への配慮も行き届いています。

 平成の名水百選にも撰ばれている清流阿多古川(天竜川の支流)流域、霧深い山の斜面で手間暇かけて育てられている国産最高級の茶葉。こうして大切に作られたお茶だから安心して楽しめるのです。