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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島mission 9-⑥

2018.09.26 23:00


久しぶりの相方とのトーク。




放送開始直後はギクシャクした感じだったが、そこは長年連れ添った仲。




中盤から会話も軽快に弾み、スタッフも感心するほどに息のぴったりあったところを見せつけ、収録は無事に終了した。




SPARKの全スタッフに拍手で見送られ、二人揃ってスタジオを出た。




「臣、この後予定は?」




「いや…特にないよ」




「夜中だけど、軽く飯でもどう?」




「いいよ、行こう」




隆二は久しぶりのサシ飯で緊張するどころか、内心嬉しかった。







確かRYUJIのmissionが開始してすぐの頃、

臣と二人、サシで飲んだっけ。




ぐでんぐでんに酔っぱらって、意識も飛んでしまって…




迎えに来た恭介と熱い抱擁を交わしたと思い込んでいて…




あの夜だ。




臣と初めて口づけを交わしたんだ。




真夜中の歩道を並んで歩く臣の横顔をちらっと見上げた。




やはり口角が上がっていて、柔らかい表情をしている。




臣も同じこと、考えていたりして…








隆二は臣と会話を交わしながら、そんなことを思い巡らせていると、ピコンと通知音が鳴った。







「NAOTOさんからだ」




「珍しいね、こんな夜中に」




「…なんて?」




「…SPARKお疲れさま。リアタイしてたよ」




「聴いてくれてたんだ」




「…急なんだけど、明日の早朝俺のクルーザーが停泊してある港に二人揃っておいでよ…だって」




「あ、NAOTOさん前から言ってたよな。

クルージングに連れてってやるから一度付き合えって」




「言ってた!…でも急だね」




「明日、なんか予定あんのか?」




「ううん、予定があってもリーダーの誘いだよ。仕事以外の予定ならNAOTOさんの方を優先するよ」




「…俺も同じだ」




「じゃあ、決まりだな」




臣の言葉を聞いてすぐNAOTOさんに返信した。




軽く飯を済ませて明け方近くに、NAOTOさんのクルーザーがある指定の港へと向かった。





to be continued…