2023 MotoGP マレーシア
マルティンとの世界タイトル争いはますます白熱しています。
マーレーシア セパンサーキットでは、スプリントレース、フルレース共にPECCOバニャイアは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、2レースとも3位に入賞しました。
そしてSUOMY&KYTの兄弟ブランドで久々に表彰台に登りました。
スプリントレースはPPからスタートのPECCOバニャイアがトップを走りますが、5周目辺りからフロントのチャタリングが発生。本来のパフォーマンスを発揮できずに3位に後退しました。
フルレースでは、PPスタートのポジションを守ることができず、1周目から3位を走行。
出遅れたマルティンから猛チャージを受けますが、バトルに競り勝ち最終的には3.5秒引き離すことに成功しました。
セパンでの結果は完璧ではありませんでしたが、ポイントは僅かに広げることができ、その差14ポイント。
残すはあと2大会4レース。2年連続チャンピオンを決めるためには、ホルヘ・マルティンという猛烈なライダーからランキング1位を死守しなければなりません。
MotoGP
フランチェスコ・PECCO・バニャイア SPR P3 / RAC P3
今日はチャンピオンシップのライバルである、ホルヘの前でフィニッシュすることがとても重要でした。ホルヘとのバトルの後、前を行くエネアとアレックスとの差を挽回しようと試みましたが簡単ではありませんでした。少し近づくことはできましたが、その途端にフロントタイヤが動き始めて操縦が苦しくなりました。私はチャレンジするより重要なポイントを確実に持ち帰ることを選択しました。
今週末は金曜日から戦闘力があり、バルセロナ以来のポールポジションで気分がいいです。これからカタールに移動しますが、ロサイルサーキットも得意なコースです。そこでも同じ状況になるだろうし、そうなれば今日のように反撃して最大限の力を尽くすことがとても重要になります。
Moto3
足の怪我で欠場が続いていたフェナーティが復帰。予選もダイレクトQ2進出、11位のポジションを得て調子は上々と思われました。レースでは序盤のクラッシュにより結果を残すことはできませんでした。
ロマーノ・フェナーティ RAC NC
勝負できなかったのはとても残念です。フロントのロックが多発しパフォーマンスを発揮できませんでした。原因を追求し、カタールではこれを補う結果が出せればと思っています。