初冬の虹
2023.11.14 11:05
暖かかった秋も終わりました。この日は日射しと雨とを繰り返す、山陰らしいものに。雨が上がらぬうちから夕陽が射してきたので、東側が見渡せる場所に行くと見事な虹が。
雨は降り続いていたので、濡れながらの撮影に。くっきりと全周見渡せる主虹に、かすかながら副虹も現れました。ちょうど虹の足元には立ち並ぶ民家が。幸せが埋まるという虹の足元の家、なんとうらやましいことでしょう。
次第に上空にも青空が広がり、しばらくのちには少し残った株虹が。
青空も雲も虹も、すべては地球に空気と水があるおかげで見られる光景です。美しく彩られた空を残して、初冬の太陽は静かに雲の向こうに姿を隠していきました。
【撮影時間帯】2023年11月13日 15:25頃
【虹としての見事さ】★★★★☆(主虹の形、明るさ)
【場所】島根県大田市
【カメラ】FUJIFILM X70
※大気光学現象についてはこちらもどうぞ。