「参加して下さい」「聞いて下さい」「助けて下さい」 九州訴訟原告 梅本美有さん(25歳)が 地元・北九州市で裁判への理解と支援を訴え 11/26(日) 福岡県北九州市、ウエルとばた にて
九州原告団代表の梅本邦子さんと九州訴訟原告番号1番の梅本美有さんらのHPVワクチン薬害訴訟の裁判への理解と支援を求める支援集会です。
梅本美有さんは北九州市在住、HPVワクチン薬害訴訟九州原告。14歳~15歳のときにHPVワクチンを接種し、全身の痛み、倦怠感、吐き気など重篤な副反応と現在もたたかっています、来年1月に本人尋問に臨むのをきっかけに、地元北九州市や全国の方々に裁判への理解と支援を呼び掛けます。
原告本人尋問は、2024/1/22(月)の福岡地裁にて行なわれ、全国4地裁で係争中のHPVワクチン薬害訴訟の中で梅本美有さんがトップバッターとなります。
梅本さんは、「地元、北九州市で、そして九州で、さらには全国から、裁判を応援しているよ、本人尋問がんばって、という声を会場やZOOMで届けて頂きたい。それが、私の住む、北九州市から全国への支援と連帯のメッセージにつながると思うのです。支援集会に参加して、お力をお貸しください。」と呼び掛けています。
▼チラシの閲覧、ダウンロード
https://drive.google.com/file/d/1XObkv1qHcrjoqzHYGaq-qAjIdDzBfPW_/view?usp=sharing
※参加のお申込みフォーム
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZclf-uvrjwjHtCnF-pwWLrgDHtSAwFTrkAB
また、集会前に11:00~12:00 小倉駅南口ペデストリアンデッキにて署名活動を行ないます。ご都合のつく時間にお集まりいただき、お手伝いをお願いしますと呼び掛けています。(清國寿朗)
(参考)
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支える会・大分の通信№3(2021/8/4)に寄せた 『原告からの手紙 九州訴訟原告 梅本美有』
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私は子宮頸がん(HPV)ワクチンの被害にあった一人です。15 歳のワクチンを打った直後から様々な症状が出て苦しんでいます。耐え難い痛み、身体を動かすことができない倦怠感、ほんとうに数え切れないほどの多種多様な症状を抱えて生活してきました。
高校生の頃は半分以上まともに通学も出来ず、今まで通り学校に通えない辛さと、自分の身体はなんで動かないのかと毎日毎日考え情けなく感じる日々でした。
接種から 8 年以上経ちますが(注:当時)、いまだに健康な人と同じような生活はできていません。今年から就職活動を経て何とか働いていますが、仕事中にも急に倒れそうになったり、痛みが強く激しくなる時もあります。休みも同期より多く、不安ながら働いているという現状です。(注:継続して起こる副反応症状によって仕事を続けることが出来ず、2022年12月に退職されました。)
最初の頃は身体に現れるいくつもの症状に、自分の身体に何が起こっているのかと、とても不安でした。また、症状のみだけでなく、病院に行っても心の問題とまともに取り合ってもらえなかったり、SNS などでは医療関係者と名乗る人達から、デマや気のせいといった心無い言葉もたくさん耳にし、攻撃されています。また、最近はコロナワクチンの副反応の件に便乗して反ワクチンと言われることもあります。何も悪いことをしていないのに、なぜこの辛い状況を自分たちのせいにされ、人格や家族まで否定されなければならないのでしょう。家族や友人、自分が同じ状況に置かれた際、果たして同じことが言えるのでしょうか。
私の青春時代はワクチンによってボロボロにされました。あれから長い時間が経ち、お酒が飲める歳まで成長しましたが、昔と同じように健康的な生活はできていません。しかし私は生きて、毎日を過ごしています。これから先、長い人生が待っています。その未来を人間らしく生きていくため、症状に苦しまず生活ができるよう、理不尽や偏見に負けず闘っているのです。世間の人々には私たちが受けた被害を知ってもらい、それはおかしいと声を上げてほしいと思います。
もしかしたら家族や友人が被害にあったかもしれません。誰にでも起こりえた被害なのです。また、これ以上誰にも自分たちと同じような苦しみを味わって欲しくはありません。接種勧奨を再開する動きが高まっていますが、被害の救済が出来ておらず治療法も確立されていないため、被害が拡大するのではないかと危機感を覚えています。安全性が確立されていないまま、接種勧奨をしてはならないと思います。
しかし、話題になったのが数年前のことで、被害自体を知らない人も多くいます。私達が声をあげることで少しでも被害の実態を伝えていけたらなと思っています。
これからも、以前の健康な身体を取り戻し、ふつうに、人間らしく生活できるよう声を上げ闘っていきます。
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