Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

天竜楽市

【送料無料!!】激レア希少品種「印雑131」「やえほ」「4006」天竜茶三本パック【数量限定】

2018.09.28 11:33

 「月の茶工場」で製茶、仕上げされた夏摘み天竜茶「月の茶工場で作ったよ」シリーズ  希少品種の「印雑131」「やえほ」「4006」をお求め頂きやすい三本パックとした『日本全国送料無料!!』の数量限定セットです。

 

 畑は何れも天竜区(龍川地区)横山町の天竜川を見下ろす山の斜面にあり、天竜川の朝霧がかかり爽やかな風が吹き下りる気候条件に恵まれた茶園です。 

 茶園には「天竜青石」と呼ばれる緑泥片岩の石垣が積まれ、地層はジュラ紀に形成された三波川帯に属しています。緑泥片岩にはマグネシウム、カルシウムが多く含まれており、茶の栽培には非常に適した土壌です。 

 種がすを主体とした有機肥料を使って栽培されています。

  

 天竜区龍川地区の茶工場は「月まで3km」の看板がTV番組「ナニコレ珍百景」に取り上げられて話題になった浜松市天竜区月にあります。 

 今では浜松市の観光スポットとしてInstagramにもしばしば投稿されています。

【印雑131 夏摘みシングルオリジン】

  印雑と称される系統は、明治初期に本紅茶の父である多田元吉がアッサムから導入したいわゆる「多田印雑」の系統の他に、大正11年に静岡県農業試験場茶業部の丸尾文雄技師が導入したマニプリ種から派生した系統があります。 

 昭和19年に、その中のマニプリ15の自然実生から、紅茶用としてではなく緑茶用として特異な品質を示すことで選抜された品種が独特な薫りと強い味を持つ「印雑131」なのです。 

 その強烈な個性から登録品種には至らなかった「印雑131」ですが、その稀に見る個性に惹かれた多くのファンを生み、一部マニアックに熱烈に支持されながら現在も極少量が生産されています。  

 日本茶好きなら一度は飲んでみたい「印雑131」の夏茶を手頃な価格で提供致します。

 
淡麗---★--濃厚 
甘味☆☆☆☆ 
旨味☆☆ 
苦味☆☆☆☆ 
渋味☆☆☆☆ 
香気☆☆☆☆☆  

 熱湯で一分、甘い綿飴のような芳香が立ち上る。春の初摘みのような強烈な花香ではない分、万人受けするのではないか。 

 一煎目は苦味、渋味がしっかり出るので、香気も良く通好みの飲み応えのあるお茶である。飲み口は滑らかで、後味は苦味が残りながら質の高い甘味が広がってくる。  二煎目はまだ濃い口で苦渋味が後退し甘味が引き立ってくる。  

 低温で濃いめに淹れると、茶葉からは花香と甘い香水のような薫りが漂う。

 月下に薫る天龍の華「印雑131」夏摘み茶は、初摘みのような強烈な個性が薄まっている分、苦味と渋味がしっかりあるお茶を求める層に広く受け入れられるのではないでしょうか? 人気の高い極希少種「印雑131」の入門編としても広くオススメ出来ます。マニア垂涎の印雑131を是非この機会にお求め下さい。

【やえほ 夏摘みシングルオリジン】 

 品種茶「やえほ(茶農林17号)」は、静岡県の在来種である「八重穂」から選抜され昭和29年に登録された古い品種で煎茶の他、玉露にも用いられる早生品種。 

 やえほの作付けは全国茶園の0.01%に過ぎず、極めて希少な品種となっています。 

 八重穂の自然交雑実生から選抜された品種には幻の茶と呼ばれる「摩利支」があり、やえほとやぶきたの交配から生まれた品種に「おおいわせ」があります。

 
淡麗--★---濃厚 
甘味☆☆☆ 
旨味☆☆ 
苦味☆☆☆☆☆ 
渋味☆☆☆ 
香気☆☆☆ 

 3g、80ml、80℃、1分、栗の香りに似た独特の香気、口当りは柔らかく口溶け感があり甘味を感じた後に、舌の中央ではっきりとした苦味をキャッチし、舌の奥では酸味を伴った渋味を感じるものの、スーッと甘味に変わっていく。苦渋味は強いが角が取れたまろやかさがあって、最後には甘味が勝ってくる。二煎目、三煎目もしっかり味が出て、甘味の余韻が残る。  

 3g、60ml、60℃、2分、低温抽出では苦渋味は和らぎ、口当りから甘味と旨味がはっきりして、甘さの中にほろ苦味を感じる。コクはあるが口溶けるような軽やかさがある。  

 浅蒸しのお茶らしい苦味をお求めの方にオススメします。水出しでは程良い苦味と豊かな甘味が楽しめるコストパフォーマンスに優れた飲み応えのある煎茶です。

【4006 夏摘みシングルオリジン】

 「4006」は、昭和18年に静岡県茶業試験場でアッサム種の紅茶候補原樹中から特に緑茶として良好な品種として4018(ほうりょく)と共に選抜されました。 

 静岡の4000番台系統(他に4008ただにしき)はアッサム種(4008、4018は日本紅茶の父である多田元吉がアッサムから導入した多田印雑の系統)からの選抜、7000番台系統(7109するがわせ、7111くらさわ、7132まちこ、7166やまかい、7224ふじみどり)は主にやぶきた実生からの選抜(ふじみどりのみ来歴不明)で、有馬利治氏が育成に大きく関わった品種ですが、マニプリ15由来の印雑131を含め何れも品種登録はされていません。 

 するがわせ、くらさわ、7132、やまかい、ふじみどりについては、50年ほど前に導入されて以来、天竜区では現在も比較的残されている品種ですが、4006については極めて情報が乏しく、シングルオリジンとして出回るケースは殆どないでしょう。 

 
淡麗--★---濃厚 
甘味☆☆☆ 
旨味☆☆ 
苦味☆☆☆☆☆ 
渋味☆☆☆ 
香気☆☆☆☆  

 3g、80ml、80℃、1分、独特の甘い花のような香り。やや飲み口は重ためで硬調だがとろみがある。一煎目の苦味は強いが後味は甘味に変る。 

 茶葉が開くまで少し時間が掛かるため、抽出条件によって印象は変り、熱湯で短時間湯通しすると薫りが立ってくる。二煎目、三煎目と後味の甘味が際立ってくる。  

  苦味が出過ぎないように熱湯で薄めにサッと淹れてほのかな花香を感じ取るなど持ち味を上手に引き出しながら、他にはない4006という個性をお楽しみください。