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30代からの不妊治療や検査のことブログでつづる

「多嚢胞性卵巣」の進化型、「多嚢胞性卵巣症候群」

2018.09.18 12:11

前回ひも解いた「多嚢胞性卵巣」について、

https://cure.localinfo.jp/posts/4938976

あと2回ほど続けて深掘りしていこうと思います。

「多嚢胞性卵巣」で複数の卵胞が成長する現象があっても、

排卵障害が起こるとは限りません。

また、ホルモンの分泌バランスや月経周期、

月経症状にも問題が出てこないケースがあります。

それでも、いずれ妊娠したいと考えている女性は「多嚢胞性卵巣」を治療するべきです。

「多嚢胞性卵巣(PCO)」と「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」

以降は多嚢胞性卵巣をPCO、多嚢胞性卵巣にまつわるさまざまな

症状の総称をPCOSとします。

PCOは複数の卵胞が成長するものの未熟な段階で卵巣にとどまってしまう症状です。

複数の卵胞が同時に成長してしまう状況では

排卵誘発剤の使用がハイリスクになるので、不妊治療を希望する場合には

まずPCOの治療を行い、次に不妊治療へと進むのが一般的です。

PCOSはPCOにさまざまな症状があわさって起こること、

また、それらの症状が原因となってさらに別の症状を引き起こしていることだと言いました。

PCOSの諸症状を、ここでは箇条書きでご紹介します。

■PCOSの症状

・ 月経異常

・ 排卵障害

※PCOでは月経異常、排卵障害ともに確認できない

・ ホルモンの異常

※男性ホルモンが高値を記録し、FSHは正常値、LHが高値

■症状から続発する症状

・ 肥満

・ 多毛症

・ 糖尿病

なお、PCOおよびPCOSの症状を有したまま

排卵誘発剤を使用すると卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を

引き起こす可能性があるので注意してください。

OHSSには卵巣の腫脹、胸水、尿量減少、血栓症などの症状が含まれ、

生命の危険を伴います。

PCOは肥満との関連性が強いと言われている

PCOとPCOSの治療法にはいくつかの選択肢があります。

飲み薬や注射による内科的手法。卵巣表面を焼く外科的手法。

そして、根本的な原因に対するアプローチの3つです。

ちなみに、内科的手法にはOHSSのリスクが伴います。

使用する薬剤は排卵を誘発するホルモン剤ですから、

可能性は濃厚、というより「リスク上等!」な治療法といった

感じなのかもしれません。

肉を切らせて骨を断つ!みたいな……。

受精能力のある卵子を得るのが主目的の治療ならそれも致し方ないのかも……?

ここで私が着目したのは3つ目の選択肢でした。

糖尿病や肥満を解消し、平均的な体重の健康体を取り戻すだけで

排卵が戻るケースがあるというのです。

どうやら一般的にPCOは肥満との関連性が強いとされているようで、

その他の選択肢、内科的手法や外科的手法に伴うリスクを考えれば

「どの選択肢が理想的か」は議論するまでもありませんよね。

PCOSによる排卵障害を克服する、あるいは予防する指標はBMI25以下だそうです。

ちなみに、BMI18.22で低体重です。

つい先日まで私がそうでした。今はBMI18.67で、なんとか普通体重に回復しています。

スリムである必要なんかないんです。

ただただ、正常でいられる身体を目指すべきなのだと私は強く思います。

太りすぎの自覚がある方、痩せすぎに気付いていない方。

皆さんつらいかもしれませんが、「自分の現実」と向き合う勇気を持ちましょう。